営業ナレッジ

プリセールスには資格は必要? 取れる資格・あるとプラスの資格徹底解説

プリセールスという仕事は「エンジニア」と「営業」双方の業務を行うため、専門的な知識が必要となります。その為には、さまざまな資格が必要だと言われているのです。

プリセールスになる為には、どのような資格が必要になるのでしょうか。

また、将来的に取得しておいた方が良い資格とは、どのようなものなのでしょうか。

必須とも言える資格や、とっておくと有利だと思われる資格などの詳細をご紹介します。

プリセールスになるには資格は要らない しかし、スキルの証明は資格で

プリセールスという仕事に就くために取っておかなければいけない資格というものはありません。資格がなくても実力があればやることができる仕事です。

しかし企業の面接時などは、その実力を証明するものがなければ、相手に伝えるのが難しくなるでしょう。スキルの証明のためにも資格をとっておくことが大切になります。

プリセールスがとっておいた方がよい資格

プリセールスとして働くために、とっておいた方が良いと思われる資格があります。それは「ITパスポート資格」と「情報技術者試験」です。これらはプリセールスとしての基本的な知識を得ているという証明になるため、まず取得しておく方が有利です。

これらはどのような資格なのでしょうか。詳細をご紹介します。

ITパスポート試験

IT系の資格をとりたいと考えた場合、最初に取得するのに向いている試験です。幅広い層に正しいITの知識を知ってもらうことが大切と考え、平成12年から始まった国家資格です。

受験の年齢制限はなく、現在のところ合格率は約5割前後という年が続いています。参考書やWeb上でのサイトを利用し独学で取得している方がほとんどのようです。

実際のところ、ITパスポート試験だけでプリセールスの仕事に就くことは難しいかもしれません。しかし、PCの仕組みを基礎から学ぶことができるため、初心者にはおすすめです。一般企業でもIT化を進めているため、就職の際にこの資格を持っていることは、たいへん有利だと言えます。

情報技術者試験

エンジニアとしての基礎の資格と言えば「情報技術者試験」です。情報技術者試験は数種類存在しますが、ここでご紹介するものは「基本情報技術者試験」と「応用情報技術者試験」になります。ITエンジニアとしての基礎教養がつまった国家資格です。

ITエンジニアの人気上昇に伴い、受験者数は増え続けていますが、合格率は近年で2割から3割程度です。独学で勉強するだけでは太刀打ちできないほど出題範囲が広いため、スクールなどに通い受験する人が多くみられます。

受験者層は学生と社会人の若手で6割を占めています。エンジニアの基礎を身に付けるために試験と言えるでしょう。

あるとプラスの資格

エンジニアとしての基本的な資格の取得は「必須」であるとも言えますが、その他に「あるとプラスになる資格」というものも存在します。

エンジニアと言えども、活躍する業種は幅広いため、それぞれに適した資格を取っておくことは大切です。すぐに必要ではありませんが、将来のキャリアパスを考えると、とっておく方が良いと考えられる資格もあります。

キャリアアップに役立つ可能性が高い資格をご紹介します。

ベンダー認定資格試験 顧客の環境・製品の設計思想を知るため

主要な資格には「国家資格」が多くみられますが、「ベンダー認定資格試験」というものも存在します。これはいわゆる民間試験であり、メーカーが主催・実施している試験のことです。

メーカー製造しているサービスやソフトウェアの特化した試験なので、それに精通した知識を持っているという証明になるのです。代表的なものとしては、ORACLE MASTERやシスコ技術者認定があげられます。

国家資格は「知識」や「理解」を証明する資格だと言われていますが、対するベンダー試験は「スキル」を証明するものだと言えるでしょう。ベンダー試験にはランクがあり「その製品を取り扱えるレベル」が証明されるのです。

国家資格は一度取得すれば更新は必要ありませんが、ベンダー試験の場合では製品がアップデートすることに伴い更新が必要となります。

ITアーキテクト試験

企業の戦略に合わせて、使いやすい最適なシステム基盤を設計するのが「ITアーキテクト」の役割です。Webシステムの設計図を作る仕事です。

ITアーキテクトになるための必須資格はありませんが、基本的な知識として「システムアーキテクト資格」が役立つと言われています。

システムアーキテクト試験は、非常に高度な知識や技能が必要とされている難易度の高い試験です。合格率は1割から2割程度ですので、スクールに通い学ぶ人が多くみられます。

TOEIC グローバルに活躍したい人にはおすすめ

「TOEIC」は誰でも耳にしたことのある認知度も受験率も高い資格です。直訳の通り「国際的な意思疎通のための英語試験」です。

受験者の多くは就職試験のための学生や、業務で英語が必須となる社会人の層です。

英語に精通している人材は企業内でもグローバルに活躍することができます。また、国内企業に比べると、外資系企業はプリセールスという職種を重要視している傾向にあるため、外資系企業へ転身することにより、年収アップも期待できます。

MBA ビジネスの発想を学ぶ 将来は経営陣という方に

MBAとは経営学修士、経営管理修士のことです。経営のエキスパートである証明になるので、将来的にプリセールスから経営陣に入るという目的があるのであれば、取得しておきたい資格です。

一昔前までは、エリートだけが持つ資格というイメージだったMBA。大学院で経営学を終了した者だけに与えられる資格だからです。これまでは大学院に2年間フルタイムで通学して取得するものでした。

しかし近年では、社会人を対象とした夜間コースや土日コースも充実しており、働きながらでも取得することが可能です。

簿記・ビジネス法務などビジネススキルの資格 少し知っていると顧客の悩みがわかる

プリセールスは顧客を相手にするものですから、相手の状況を把握することができなくては、力を発揮することができません。

会社を運営するために活躍する一般的な「簿記」や「ビジネス法務」などのビジネススキルの資格を取得しておくことをおすすめします。

資格をとるならこういう点に注意したい

プリセールスとして活躍する場合、さまざまな資格が必要となります。プリセールスに必要な資格は数多くありますし、一夜漬けのような状態で簡単にとれるような資格はありません。

資格をとるならば注意しておきたい点についてご紹介します。

時間の管理

近年エンジニアはIT需要の高まりにより、人材不足と言われています。業務はたいへん忙しく自分の時間を作ることが大変だという話もよく耳にします。

しかし、ITの世界というものはとてつもないスピードで進化を続けており、エンジニアはそれらに対応するために勉強をすることが、第一線で活躍するためには必須だとも言われています。

自身のスキルアップ時間を作るためにも「時間の管理」には注意しましょう。「空いた時間で」と考えると、ほとんど取れない場合も考えられます。勉強する時間を意識することが重要です。

効率よくとれる資格に絞る キャリアプランによっては無理にとる必要はない

プリセールスにとって資格はたくさんあることに越したことはありませんが、自身のキャリアプランによっては必要がないと思われるものもあります。その場合は、無理に資格をとる必要はありません。

効率よくとれる資格に絞り、自身の時間とスキルを磨くことに集中することも大切です。

社内の研修・研修費補助制度などは活用しておく

近年、プリセールスを一から育てるという考えの企業も増えつつあります。

エンジニアの資格は難易度の高いものが多いため、スクールなどに通う必要があり時間も費用もかかることがありますが、社内でそれらの研修を行っている場合もあります。

企業によっては研究費を補助してくれるので、積極的に活用しましょう。

プリセールスにとって資格=スキルの証明 時間が限られているので効率よく取得しよう

プリセールスにとって資格というものは、自身のスキルの証明です。積極的に取得することで、採用の際に有利になるだけでなく、取得のための勉強と通じてスキルアップすることもできるのです。

エンジニアは需要が高く、多忙である場合が多くみられますが、自分自身で時間の管理をキチンと行うことで資格取得のための勉強に当てることができます。将来的なキャリアアップのためにも、可能な限り資格を取得することをおすすめします。

BACK TO LIST

おすすめ記事