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営業担当者必見!セールスフォース導入のメリットとは

営業において顧客管理は重要です。営業戦略を立てる上で、顧客情報はしっかり分析しなければなりませんが、「効率が悪い」「情報が共有できていない」「どこに情報があるか分からない」などの悩みがあるかも知れません。

そんな時にオススメしたいのが世界15万社以上の導入実績を誇る「セールスフォース」です。なぜ世界中でそこまで支持されているのでしょうか。

今回は、そのセールスフォースを導入する事で得られるメリットについてご紹介致します。是非、参考にしてみて下さい。

セールスフォースとは?

セールスフォースとは、クラウド型の顧客管理システムです。ここでは、セールスフォースの基本情報や、提供会社などについてまとめてみました。

セールスフォースの基本情報

セールスフォースは、クラウド上で顧客管理をするシステムとなっており、マーケティング、営業、コマース、サービスなど、顧客に関する情報を一元的に総合管理できるツールとなっています。

そのためセールスフォースは複数のツールから成り立っており、営業支援に関連する製品をはじめ、カスタマーサポートや人材育成システム、CRMと連携できる拡張機能や分析システムなど幅広く搭載されているのが特徴となっています。

セールスフォースの提供会社の基本情報

セールスフォースを提供している会社は「株式会社セールスフォース・ドットコム」社です。
こちらの企業は、米国カリフォルニア州に本社があり、顧客管理ツールを中心としたサービスを提供しています。

利用している企業は15万社以上。例えば、荏原製作所やRIZAPグループ、株式会社ビームスなどがサービスを利用しています。

営業支援ツール「セールスクラウド」の機能

セールスクラウドとはセールスフォース製品のうちの一つで、営業支援(SFA)の役割を持つツールです。

これを使用すれば、クラウド上でデータを保管でき、営業活動を効率的に行えます。ここでは、その機能について、具体的にご説明しましょう。

顧客管理

セールスクラウドの顧客管理機能は、顧客とのやり取りの記録はもちろん、取引に関する社内での活動履歴や、社内ディスカッションといった内容も管理できます。

そのため、対応内容をリアルタイムで共有するとともに最新の営業計画も加味した対応が可能です。

案件管理

セールスクラウドで案件を管理すれば、取引額、進捗状況、競合相手やパートナー企業の情報などが一目でわかるようになります。

また、更新情報も自動で受け取れるので、営業活動に動きがあった場合もすぐにメンバー全員に共有されます。 これにより、全員が即座に状況を把握し、成約のための手段を講じる事ができます。

見込み客管理

自社のHPへの問い合わせや資料がダウンロードされると、その顧客を見込み客として登録、また既に登録済みであれば問い合わせ内容などを追加情報として更新し、見込み客の関心がどういったものなのかを自動的に分析、適切な部署へ通知を行います。

それにより、見込み客への適切なフォローが素早くなされるだけでなく、結果として商談成立に至った場合は、そのプロセスがどのように企業収益につながったかについても分析します。

モバイル対応

モバイルにも対応しているため、顧客訪問などの外出時にもタブレットやスマホ等からデータを閲覧可能です。

外出先でも案件や顧客の状況を社内にいる時と同様に確認できますので、移動中の隙間時間などを効果的に使えるでしょう。

また電話会議も可能ですので、主張先からも会議への参加が可能となります。

ワークフローと承認

上司が不在がちでなかなか承認がもらえず困ることはありませんか。そのような場合に大変便利なのがこのワークフローと承認機能です。

社内情報共有SNSのChatterやメールを使用して携帯から承認もできるように設定できますので出張先からも対応可能です。

また経費申請、商談の値引申請だけでなく有給休暇申請など複数のステップを含む認証プロセスが自動化できます。例えば、案件の規模が一定額以上になったらメールで承認リクエストを自動送信することも可能ですので、これまで手動で行っていた業務が自動化され効率化が図れます。

ファイルの同期と共有

社内にいるメンバー同士であれば、共有フォルダなどを使用することでファイルを共有することは容易ですが、社外のパートナーなどの場合はそうはいきません。

そんなケースでも”ファイルの同期と共有”を使うと簡単にファイルを同期・共有する事ができます。また顧客情報を1か所に集約しますので管理もしやすく、さらにフォロー機能を使うとファイルが更新されたときに通知を受け取ることも可能です。

レポートとダッシュボード

面倒な資料作成も、マウス操作だけでデータをレポートやグラフとして表示可能な”レポート機能”があるので簡単に作成できます。

また、ダッシュボード機能を使用すれば、登録されている情報をエクセルのフィルター機能のように、条件に一致する項目で並べる事が可能ですので、例えば、「提案金額が100万円以上の今月契約予定のお客様一覧」といったものも、簡単に作る事ができます。

売上予測

担当者別やチーム全体といった条件で売上予測を即座に確認できます。

また期間や集計値別、受注確度ごとの売上予測、またマネジメント側でシビアな条件での修正もできますので実績から大きく外れることなく予測を立てることが可能です。

メールの連携

Outlookと同期することが可能ですので、メーラーを切り替えることなくそのまま利用できます。また、Outlookでの顧客とのメールのやり取りもそのまま顧客情報に登録、チームで共有が可能です。

セールスクラウドを導入するメリット

戦略的な成長を促進する

常に最新の情報が共有され、その分析結果も即確認できますので各営業担当者の成績などが一目でわかります。そのため社内の競争意識が高まるとともに、チームや会社としての目標も立てやすくなりますので、結果として営業組織力が高まります。

営業の生産性向上につながる

資料作成も簡単なマウス操作ですみ、データの分析もAIが自動で行うので、営業担当者の手間を省く事ができます。

膨大なデータから必要な情報を抽出する作業に追われる必要がなくなり業務が効率化されるので、営業の生産性向上につながるでしょう。

顧客の獲得と既存顧客の関係強化につながる

新規開拓先の担当者や製品について詳しい人がいなかったために、提案に時間がかかり、失注してしまった事はありませんか?
社内で顧客情報を共有していけば、そういった事態を防げます。

また、営業活動のデータが溜まっても、AIが自動で分析、次にどのような行動をとるべきかもAIが提示するので、行動の抜けや漏れがなくなります。

適宜、的確なアドバイスを受けられるので、ベストなタイミングで顧客に最善の提案が可能です。結果として顧客からの信頼も深まり新規顧客の獲得や既存顧客の契約更新につながっていくでしょう。

セールスクラウドの料金

セールスフォースは定額制のサービスです。
プランは複数用意されており月額3,000円~36,000円まで選択ができますが、一番よく利用されているのが月額18,000円のプランです。

もし、自社の運用に見合うシステムなのか判断が難しい場合は、低額プランから導入してみるのも良いでしょう。

まとめ

セールスフォースには、営業支援や顧客管理の機能など、営業力のアップにつながる機能が搭載されています。

また、書類作成などの手間が省かれ、時間を有効活用できるので、営業活動の生産性が向上し、業績がアップするかも知れません。

是非参考にしてみて下さい。

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