事務局代行おすすめ10選!メリットや選び方のポイントまで詳しく解説

イベントやセミナー、会員管理などの事務局業務を効率化したい企業にとって、代行サービスの活用は有力な選択肢です。

記事では、事務局代行のおすすめ10社を厳選し、そのメリットや選び方のポイントもあわせてご紹介します。

事務局代行おすすめ10選

事務局代行(バックオフィス代行)を検討中の方へ、特におすすめのサービス10社を、利用目的別に整理してご紹介します。

各社の特徴や強みもまとめているので、比較検討の参考になれば幸いです。

TKP事務局代行サービス

TKP事務局代行サービスは、イベントやプロジェクト運営における事務業務の効率化と専門性向上を支援します。

多様な事務作業をプロフェッショナルが代行することで、主催者はコア業務に集中し、イベントの成功やプロジェクトの円滑な進行を実現できます。

本サービスは、参加者の募集から受付、問い合わせ対応、資料送付、参加費の徴収・管理、会場手配、当日の運営サポートに至るまで、幅広い事務業務に対応します。

セミナー、学会、展示会、キャンペーン事務局、プロモーションイベントなど、規模や形式を問わず柔軟な対応が可能です。

特に強みとするのは、豊富な実績とノウハウに基づくきめ細やかなサポートです。

複雑な事務フローの構築から、発生しうるトラブルへの迅速な対応、個人情報保護の徹底まで、専門的な視点から高品質なサービスを提供します。

これにより、主催者側の負担を大幅に軽減しつつ、参加者や関係者へのスムーズで質の高い対応を保証します。

TKP事務局代行サービスを活用することで、コスト削減と同時に業務品質の向上を図り、イベントやプロジェクトの価値を最大化できるでしょう。

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株式会社広済堂ネクスト

株式会社広済堂ネクストは、印刷、IT、そしてBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)といった多岐にわたる事業領域で、お客様の多様なニーズに応える最適なソリューションを提供しています。

デジタルとアナログの両面から、企業の課題解決を強力にサポートできる点が大きな強みです。

ITソリューションとしては、ARサービス「NextAR」による革新的なコンテンツ作成支援や、業務効率化を促進するkintoneのサポートコンサルティング、さらには安全でスムーズな施設運営を支える来訪者管理システムなど、最新の技術を活用したサービスを手掛けています。

これらは、企業のデジタル変革を後押しし、ビジネスの成長に直結する価値を提供します。

特に、イベントやキャンペーンの企画・運営、あるいは日常的な定型業務の効率化を支援する事務局代行サービスは、広済堂ネクストが長年培ってきたノウハウと実績に基づいています。

参加者管理、問い合わせ対応、資料発送、会場手配など、煩雑な事務作業をプロフェッショナルが代行することで、お客様はコア業務に集中し、より戦略的な活動にリソースを集中させることが可能になります。

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ゼロイン

ゼロインの事務局代行サービスは、企業の多様な総務・間接業務をアウトソーシングで支援し、組織全体の効率化と専門性の向上を実現します。

単なる業務の肩代わりにとどまらず、お客様のニーズに合わせた柔軟な対応と、プロフェッショナルな知見に基づく質の高いサービス提供が特徴です。

研修、セミナー、採用活動、株主総会、さらには防災訓練といった様々なイベントやプロジェクトの事務局運営に対応しており、対面形式、オンライン形式、ハイブリッド形式のいずれの開催方法においても、包括的なサポートが可能です。

お客様が特定の運用方法を未だ決定していない場合でも、ゼロインのコンサルタントが業務フローの設計から標準化までを担い、最適な体制構築とスムーズな進行を確立します。

本サービスは、イベントやプロジェクトの当日運営はもちろんのこと、それ以前の事前準備から、完了後の事後フォローまでを一貫して支援します。

具体的には、参加者募集、申し込み受付、問い合わせ対応、資料作成・発送、会場手配・調整、DM発送、購入代行、ノベルティ制作、アンケート集計、文字起こしなど、広範な業務をカバーします。

月30時間程度の小規模な業務から、繁忙期における一時的な業務量増加への対応、あるいは恒常的な業務のアウトソーシングまで、企業の状況に合わせた柔軟な運用が可能です。

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ユニオンアルファ

ユニオンアルファは、イベントの企画提案から実行、管理までを一貫してサポートする、経験豊富なプロフェッショナル集団です。

社内のクリエイティブチームと、多岐にわたるイベントで培ってきた豊富な実績を活かし、お客様のイベント成功を強力に支援します。

会場の手配や各種申請代行業務はもちろん、独自の「イベントサポートシステム」を駆使した効率的なイベント運営代行が彼らの大きな強みです。

ポスターやサイン、動画制作といった販促物を手掛ける社内デザイナーによる高品質なクリエイティブワークを提供し、屋内外での設営や施工まで、イベント開催に必要なあらゆる要素を網羅的にサポートします。

イベント当日においては、運営管理やステージ演出、MCの手配、詳細なマニュアル作成まで、円滑なイベント進行を確保するためにきめ細やかに対応します。

そして、これらのイベント運営におけるあらゆる事務作業を専門的に担う事務局代行もユニオンアルファの重要なサービス領域です。

参加者管理、問い合わせ対応、資料発送といった煩雑な業務をプロフェッショナルが代行することで、お客様はコア業務に集中し、より戦略的な活動にリソースを集中させることが可能になります。

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株式会社シンクブレイン インターナショナル

株式会社シンクブレインインターナショナルの事務局代行サービスは、お客様の組織運営を多角的に支援し、セミナー運営から日常の総務・会計業務に至るまで、幅広いバックオフィス業務を専門的にサポートします。

これにより、お客様は煩雑な事務作業から解放され、本来のコア業務や戦略的な活動に集中することが可能となり、組織全体の効率化と専門性の向上に大きく貢献します。

サービス内容としては、会員管理、各種問い合わせ対応、年会費請求といった基本的な事務局業務を網羅しています。

さらに、会議への出席支援、ウェブサイトの新規作成や既存サイトの運用管理、プレスリリース作成を含む広報活動支援などの総務業務にも対応

また、帳簿作成や会計監査のサポートといった専門的な経理業務まで、お客様のニーズに応じて提供可能です。

特に、オンラインイベントの企画から実行支援、団体の法人化に関するコンサルティング、さらに予算や特定の要件に合わせた個別カスタマイズサービスも手掛けています。

シンクブレインは、お客様の多様な状況や課題に対し、きめ細やかな対応と最適なソリューションを提案します。

これらの包括的な事務局代行を通じて、シンクブレインは専門知識と豊富な経験に基づき、お客様のバックオフィス業務を効率的かつ正確に処理します。

これにより、組織はよりスムーズに、そして持続的に運営され、事業目標の達成を強力に支援する頼れるパートナーとなるでしょう。

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株式会社プロアクティブ

株式会社プロアクティブの事務局代行サービスは、学会やセミナー、研究会といった多様な団体の運営業務を専門的にアウトソーシングすることで、お客様の業務効率を大幅に向上させ、同時にコスト削減を実現します。

時間、人材、費用といった貴重なリソースの最適化を目指すBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)を核とした強みを持っています。

お客様の具体的なニーズに合わせて、きめ細やかで柔軟なサポート体制を提供しています。

総括的な運営代行サービスはもちろんのこと、特定の業務のみを切り出してサポートする部分的な代行も可能です。

また、東京、大阪、神戸に主要拠点を構えることで、全国規模での質の高い事務局代行サービスを展開しており、地域を問わず多くのお客様に対応できる体制が整っています。

主なサービス内容としては、煩雑になりがちな会員管理業務、正確性が求められる会計管理業務、そして多岐にわたるBPOアウトソーシング業務が含まれます。

これに加え、会員からの問い合わせに対応する「会員サービス」デスクの機能代行や、ウェブサイトの活用支援など、お客様の運営を多角的な側面から支えます。

プロアクティブは、これらの専門的なサービスを通じて、お客様が日々の煩雑な事務作業から解放され、本来の活動や研究、事業のコア業務に集中できる環境を提供します。

これにより、組織運営の円滑化と発展を強力に後押しし、お客様の目標達成に貢献いたします。

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株式会社マイ.ビジネスサービス.

株式会社マイ.ビジネスサービス.の事務局代行は、多岐にわたるクライアントのニーズに応え、専門性の高い事務業務を包括的にサポートします。

お客様の業務負担を軽減し、効率的な運営を実現することで、本業への集中と成果の最大化に貢献します。

大学の研究室や事務局向けには、調査業務をトータルで支援します。具体的には、アンケートの作成から発送、データ入力、集計、さらには詳細なレポート作成までを一貫して代行し、正確で迅速な調査分析を可能にします。

広告代理店や一般企業に対しては、イベント、キャンペーン、セミナー運営における事務局代行を提供します。

受付業務、参加者からの問い合わせ対応、招待状の送付など、イベントの成功に不可欠なバックオフィス業務を円滑に処理し、主催者が企画やコンテンツに集中できる環境を整えます。

さらに、様々な学術団体や各種協会向けには、専門的な運営サポートを提供しています。

会員情報の管理、会費の徴収業務、会計報告書の作成といった会員管理や経理業務を代行することで、団体の安定的な運営と透明性の確保を支援します。

マイ.ビジネスサービス.の事務局代行は、それぞれのクライアントが抱える特有の課題に対し、長年の実績とノウハウに基づいたきめ細やかなサービスで応え、事業や活動の円滑な推進を力強く後押しします。

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ビジネス・フォーラム事務局

ビジネス・フォーラム事務局の事務局代行サービスは、講演会やセミナー、フォーラムといった様々なイベント運営を包括的に支援し、主催者の負担を大幅に軽減します。

お客様のイベントを成功に導くため、専任のコーディネーターが多岐にわたる業務をきめ細やかにサポートします。

サービスはイベントの準備段階から本番、そして終了後まで一貫して提供されます。具体的には、開催前の準備として、参加者募集のための申込管理や、イベント情報の効果的な発信を目的としたウェブサイトの作成支援を行います。

これにより、参加者のスムーズな誘致と情報提供を可能にします。

イベント当日は、会場での受付業務、登壇者へのきめ細やかなサポート、そしてタイムスケジュールに沿った進行管理まで、円滑なイベント実施のために不可欠なオンサイト支援を提供します。

そのため、主催者はイベントのコンテンツや参加者との交流に集中できます。

イベント終了後も、参加者の名刺データ入力や、貴重な意見を収集するためのアンケート集計作業など、次回のイベントや今後の事業戦略に活かすための重要な業務までをサポートします。

ビジネス・フォーラム事務局の事務局代行は、これらの専門的なサービスを通じて、お客様が企画したイベントが最大限の成果を生み出すよう、確かな実績とノウハウで支援します。

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イベント・レンジャーズ

イベント・レンジャーズは、社内イベント、表彰式、セミナー、シンポジウムなど、あらゆるイベントの成功をトータルで支援する専門企業です。

企画から運営、そして煩雑な事務作業までを一貫してサポートし、お客様の負担を大幅に軽減します。

彼らの主要サービスの一つである「事務局代行サービス」は、イベント運営における多岐にわたる事務業務をプロフェッショナルが担います。

参加者や来場者のデータベース管理、イベント後のフォローアップなど、細やかな対応でお客様のニーズに応えます。

サービスプランは、お問い合わせ対応数や専用電話回線の有無に応じて、ライト、スタンダード、プレミアムと幅広く用意されており、お客様のイベント規模や予算に合わせた選択が可能です。

また、申込み管理サポートにも力を入れており、データ入力から日次・週次での報告までを支援。

重複申込みチェック、抽選運用、発送業務といったオプションサービスも充実しています。

イベント・レンジャーズは、セキュリティ対策にも徹底しており、2006年7月にはプライバシーマーク認証を取得済みです。

アクセス制御、デスクトップPCのワイヤーロック利用、指紋認証システム導入など、厳重な情報管理体制を構築し、お客様の大切な情報を保護します。

イベント・レンジャーズの事務局代行は、企画から実行、そして情報管理まで、イベント運営のあらゆる側面を高品質なサービスで支え、お客様のイベントを成功へと導く信頼できるパートナーです。

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株式会社ジャンボ

株式会社ジャンボの事務局代行サービスは、キャンペーンやセミナー運営におけるお客様の多様なニーズに応え、企画から実行、そしてアフターフォローまでをトータルでサポートします。

広範な業務をプロフェッショナルが代行することで、企業の負担を大幅に軽減し、効率的な運営と確実な成果実現に貢献します。

具体的には、電話、FAX、ウェブを通じた問い合わせへの対応、資料請求への迅速な発送代行といった基本的なコールセンター業務から、セミナー参加者の招待状送付や申込み受付、キャンペーンサイトの構築、応募フォームやシステムの開発までを手掛けます。

懸賞キャンペーンやセミナーにおける申込み・参加費の決済システム管理、郵送ハガキやウェブからの応募データの処理など、複雑な業務も一手に引き受けます。

受領した申込み、問い合わせ、注文内容の確認作業に加え、集計やグラフ作成を含むデータ処理、キャンペーンの抽選実施といったコア業務も担当。

お客様の個人情報保護には最大限の配慮を払い、安全な保管体制を構築し、業務完了後には完全焼却処分を徹底するなど、セキュリティ面でも高い信頼性を提供します。

さらに、各種資料、キャンペーン当選通知、景品といった物の封入・梱包・発送業務までを網羅。

ジャンボの事務局代行は、企画の初期段階から細やかな実務、そして情報管理と物流まで、あらゆる側面からお客様のビジネスを支える包括的なサービスを提供し、イベントやキャンペーンの成功を強力に後押しします。

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事務局代行にはイベント企画からフォローまで依頼できる

事務局代行サービスは、単にイベントやプロジェクトを「運営する」という範囲を超え、その企画段階から集客、そして終了後のフォローアップに至るまで、極めて幅広い業務を専門的に依頼することが可能です。

これは、企業や団体の限られたリソースを最も戦略的な活動に集中させ、本来の目的達成に貢献するための強力な選択肢となり得ます。

具体的に依頼できる業務は多岐にわたります。

まず、イベントやキャンペーン、セミナーなどの根本的なコンセプト策定や、開催プランの詳細な立案といった企画代行業務が含まれます。

次に、ターゲット層へのリーチを最大化し、参加者や顧客を効果的に呼び込むための告知活動や募集業務など、専門的な集客代行も依頼できます。

これには、イベント専用のウェブサイト構築支援、魅力的な招待状の作成と発送、そしてオンラインでのスムーズな申込み受付システムの構築・管理などが含まれることがあります。

そして、イベント当日の円滑な進行を支え中核となる運用代行業務が行われます。

会場での参加者受付、登壇者や出演者へのきめ細やかなサポート、機材や備品の手配、そしてタイムスケジュールに沿った厳密な進行管理などが含まれます。

また、電話やメール、チャットを通じた参加者や顧客からの問い合わせに迅速かつ丁寧に対応する専門的なコールセンター機能も担い、一貫した顧客対応を実現します。

イベント終了後も、取得した参加者アンケートの集計と分析、参加者への感謝状の発送、各種データの入力と整理、そして詳細な効果測定レポートの作成、さらには次回のイベントや事業戦略に活かすための具体的な改善提案といったフォローアップ業務まで、依頼範囲は多岐にわたります。

サービス提供会社によっては、さらに広範なマーケティング業務までをカバーすることもあり、貴社の特定のニーズに合わせて最も効率的かつ効果的な業務範囲で委託することが可能です。

このように、事務局代行サービスは、企画の初期段階から実行、そして情報管理と分析まで、イベントやプロジェクトのライフサイクル全体をプロフェッショナルな視点と経験でサポートします。

これにより、企業や団体は高品質な運営を実現しながら、本来注力すべきコア業務に集中し、最大の成果を目指すことができるでしょう。

事務局代行を選ぶ際の3つのポイント

事務局代行を選ぶ際は、以下の3つのポイントを意識することで、自社に最適なサービスを見極めやすくなります。

依頼したい業務に対応可能か

事務局代行サービスを検討する際、最も重要なのは、貴社が依頼したい具体的な業務内容に対応可能かどうかを事前に確認することです。

一言で「事務局業務」と言っても、その範囲は非常に多岐にわたります。

例えば、会員管理、イベントの企画・運営、参加者からの問い合わせ対応、会計処理、データ入力、資料発送、ウェブサイトの更新、さらには広報活動まで、代行会社によって得意とする分野や提供できるサービスは様々です。

貴社がアウトソースしたいと考えている業務が、その代行会社のサービス範囲にしっかり含まれているか、また、その業務をどのレベルで、どのような体制で実行してくれるのかを詳細に確認することが不可欠です。

事前の打ち合わせで業務内容を具体的に提示し、対応の可否や実績、提案内容をじっくりと検討することで、ミスマッチを防ぎ、貴社のニーズに合致した最適な事務局代行パートナーを見つけることができるでしょう。

実績はあるか

事務局代行サービスを選定する上で、その代行会社が豊富な実績を有しているかは、安心して業務を任せられるかを判断するための重要な指標となります。

過去にどのような規模や種類の事務局業務を手がけ、どのような成果を出してきたのかを確認することは極めて重要です。

公式サイトに掲載されている導入事例やクライアントの声は、その代行会社の専門性や対応力を知る上で貴重な情報です。

もし具体的な事例が不足している場合は、直接ヒアリングを行い、貴社と同じような業界や業務内容での実績があるか、課題解決のためにどのようなアプローチをしたのかなどを詳細に尋ねてみましょう。

実績の有無だけでなく、その内容や質を深く掘り下げることで、貴社のニーズに合致し、信頼できる事務局代行パートナーを見極めることが可能になります。

セキュリティ対策に問題はないか

事務局代行サービスを依頼する際、セキュリティ対策に問題がないかは、特に個人情報を取り扱う業務においては最も重視すべき点です。

顧客情報や会員データなど、機密性の高い情報を外部に預けることになるため、その情報管理体制が信頼できるものであるかを徹底的に確認する必要があります。

具体的には、代行会社がどのような情報管理システムを導入しているか、アクセス制限や暗号化などの技術的対策は講じられているか、そして従業員に対する情報セキュリティ教育や、情報持ち出しに関する厳格なルールが確立されているかなどを事前に確認しましょう。

プライバシーマークやISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)などの第三者認証を取得しているかどうかも、信頼性の高い判断材料となります。

トラブルを未然に防ぎ、貴社と顧客の情報を守るためにも、透明性のある情報管理体制を持つ事務局代行を選ぶことが不可欠です。

事務局代行に依頼するデメリット2選

事務局代行を利用することで業務の効率化は図れますが、依頼前に知っておきたい注意点もあります。

ここでは代表的なデメリットを2つご紹介します。

社内にノウハウを蓄積できない

事務局代行を外部に依頼する際、社内にノウハウが蓄積されにくく、代行会社への依存度が高まるというリスクは考慮すべき点です。

全てを外注してしまうと、業務の専門知識や最新のトレンドが自社社員に共有されず、理解不足から将来的に業務に支障をきたす可能性も出てきます。

このリスクを軽減するためには、代行会社との間で積極的なコミュニケーションを図り、単に業務を任せるだけでなく、運用プロセスや成果、課題解決策に関する情報共有を密に行うことが不可欠です。

定期的なミーティングやレポートを通じて、ノウハウを「教えてもらう」意識ではなく、共に業務を進めながら「自社でも学ぶ」という姿勢で取り組むことが重要です。

これにより、外部の専門性を活用しつつ、並行して社内での知識や経験も着実に蓄積し、より強固な組織体制を築くことができるでしょう。

コストがかかる

事務局代行を外部に依頼する際、コストは重要な考慮事項ですが、依頼する業務内容が不明確だと、想定以上の費用が発生するリスクがあります。

曖昧な依頼は、代行会社側での作業範囲の認識違いや、追加業務の発生に繋がりやすく、結果として当初の予算をオーバーしてしまうことも。

また、自社で全てを内製するよりも、かえってトータルのコストが増加するケースもゼロではありません。

これは、代行会社の手数料だけでなく、コミュニケーションコストや、業務の引き継ぎにかかる時間なども含まれるためです。

このような事態を避けるためには、事務局代行サービスを検討する前に、貴社がアウトソースしたい業務を極めて具体的に明確化することが不可欠です。

どの業務を、どのレベルで、どのくらいの頻度で依頼したいのかを詳細に整理し、それに基づいて複数の代行会社から正確な見積もりを取得しましょう。

事前に内容を明確にすることで、費用対効果の高い最適なパートナーを選び、予期せぬコスト増加のリスクを最小限に抑えられます。

事務局代行に依頼するメリット3選

事務局代行を活用することで、業務効率の向上やリソースの最適化が期待できます。

ここでは、依頼する主なメリットを3つご紹介します。

プロのサポートを受けられる

事務局代行サービスを利用する大きなメリットは、豊富なノウハウを持つプロフェッショナルのサポートを受けられる点です。

これにより、貴社は事務局業務を極めて効率的に、かつ高品質に進めることが可能になります。

特に、キャンペーン、イベント、学会運営といった専門的な知見や経験が求められる場面では、その効果は顕著です。

プロの代行会社は、過去の実績から培ったベストプラクティスや最新のトレンドを把握しており、複雑なタスクの管理、突発的な問題への迅速な対応、そして参加者へのきめ細やかなホスピタリティ提供まで、スムーズな運営を実現します。

自社でゼロから体制を構築する時間とコストを省きながら、高い専門性を持つ外部リソースを活用することで、貴社のイベントやプロジェクトを成功へと導く強力な推進力となるでしょう。

自社のリソースを有効活用できる

事務局代行サービスを活用することで、貴社は自社の貴重なリソースを最大限に有効活用できます。

煩雑で多岐にわたる事務局業務を外部のプロフェッショナルに委託することで、これまでこれらの業務に割かれていた時間や人員を、企業の成長に直結するコア業務や、より戦略的な活動に集中させることが可能になります。

例えば、新しいサービスの開発、営業活動の強化、マーケティング戦略の立案といった、本来企業が注力すべき分野に人的資源を再配置できるようになります。

これにより、担当者の業務負担が大幅に軽減されるだけでなく、社員一人ひとりが自身の専門性や能力を最大限に発揮できる環境が整い、結果として全体のパフォーマンス向上や、社員の満足度向上にも繋がるでしょう。

事務局代行は、単なるコスト削減だけでなく、組織全体の生産性と従業員エンゲージメントを高めるための戦略的な選択肢となり得ます。

施策の効果測定ができる

事務局代行サービスを活用する大きなメリットの一つは、施策の効果測定を効率的に行える点です。

多くの代行会社では、イベントやキャンペーン後のアンケート集計、参加者データの分析、ウェブサイトアクセス状況のレポート作成など、定量的な情報収集にも対応してくれます。

これにより、主催者側は単にイベントを「開催した」だけでなく、具体的に「どのような成果が得られたのか」を数値で把握することが可能になります。

例えば、参加者の満足度、特定のコンテンツへの反応、目標達成度などを明確にすることで、今後の運営における改善点や、より効果的な戦略立案に役立てられます。

専門的な知見を持つ代行会社による正確なデータ分析は、次なる施策の精度を高め、継続的な成果へと繋がる貴重なインサイトを提供してくれるでしょう。

まとめ|事務局代行を活用して自社のリソースをコア業務にあてよう

事務局代行サービスを戦略的に活用することは、企業が限られたリソースを最も重要なコア業務へ集中させ、全体の生産性を向上させる有効な手段です。

煩雑な事務作業を外部のプロに委託することで、社内の人的・時間的資源を、企業成長に直結する活動へと再配分できます。

このサービスは、単なる日常業務の肩代わりにとどまらず、イベントやキャンペーンの企画立案から、集客、運営、そして終了後の効果測定まで、一貫して依頼することが可能です。

これにより、自社では確保が難しい専門的なノウハウを活用し、高品質なアウトプットを実現できます。

特に、キャンペーンや学会運営など専門知識が求められる場面では、その効果は顕著です。プロの知見は、複雑なタスク管理やトラブル発生時の迅速な対応にも活かされ、炎上リスクの軽減にも繋がります。

活用にはいくつかのポイントと留意点があります。まず、依頼したい業務内容を明確にし、それに対応可能な実績を持つ代行会社を選定することが重要です。

費用が予算と求めるサービス内容に妥当か、また個人情報を取り扱う場合のセキュリティ対策が万全であるかを徹底的に確認しましょう。

さらに、外部への依存度が高まり、社内にノウハウが蓄積されにくいというリスクも認識しておくべきです。

これを避けるため、代行会社との密なコミュニケーションを通じて、業務プロセスや分析結果などを積極的に共有してもらい、自社でも継続的に知識を吸収する姿勢が求められます。

事務局代行を戦略的に活用することで、貴社はコストを最適化しながら業務効率を高め、社員の負担軽減を通じてパフォーマンス向上にも貢献し、最終的に持続的なビジネス成長を実現できるでしょう。

事務局代行に関するよくある質問

Q. 事務局代行の費用相場は、どのくらいですか?

事務局代行の費用相場は、依頼する業務内容によって大きく異なります。

一般的には、月額10万円から30万円ほどが目安となることが多いですが、業務範囲が広がる場合は50万円程度までかかることもあります。

基本的な業務範囲に加え、コールセンター業務、ウェブサイト構築、SNS運用といったオプションを追加すると、費用が加算される形になります。

また、時間単価で計算すると、1時間あたり約2,000円が平均とされています。

そのため、サービスを選定する際は、自社が依頼したい業務が月額料金にどこまで含まれているかをしっかりと確認し、複数の代行会社に見積もりを依頼することが重要です。

これにより、貴社のニーズに合った最適な費用でサービスを利用できるでしょう。

Q. 事務局代行を活用した事例はありますか?

事務局代行の活用事例として、株式会社ゼロインが日本生命情報テクノロジー株式会社に提供したケースが挙げられます。

この事例では、日本生命グループ全体のIT人材・DX推進人材育成を担う「ニッセイITアカデミー」の研修事務局業務を、ゼロインが包括的に支援しました。

具体的には、研修の事前準備から当日の運営サポートまでを代行することで、クライアントの業務負担を軽減し、円滑な研修実施に貢献しました。

このように、事務局代行は、大規模な企業グループにおける専門研修の運営支援など、多様な場面で活用され、業務効率化や専門性の向上に役立っています。

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