音声認識AIは、コールセンターや医療現場、会議録作成、さらには自治体や教育分野まで幅広く導入が進んでいます。
単なる文字起こしにとどまらず、要約・感情分析・多言語対応など機能も高度化し、業務効率化やサービス品質向上に直結する重要なテクノロジーとなりました。
本記事では、豊富な実績と確かな技術力を持ち、自信をもっておすすめできる音声認識AI開発会社10社を厳選してご紹介します。各社の特徴や導入事例を比較しながら、自社のニーズに最適なパートナー選びにぜひお役立てください。
なお、自社に合った音声認識AI開発会社の選び方に迷う場合は、「AI活用研究所」に相談すると安心です。
これから音声認識のDXを進めたい企業の方に、おすすめのシステム選びと実践の指南書となる内容です。
適したAIツールを導入し、業務をスムーズに進めたい方は、ぜひお問い合わせください。
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おすすめの音声認識AI開発会社10選
音声認識AIは、業務効率化や人手不足解消、顧客体験の向上といったビジネス課題の解決に直結するテクノロジーです。
特にコールセンターの対応品質向上、会議記録の自動化、医療現場の負担軽減など、ROI(投資対効果)が明確に得られる分野で導入が急増しています。
ここでは、各社の特徴や得意領域、提供サービスを比較しながら、信頼性と実績に優れたおすすめの音声認識AI開発会社10社をご紹介します。
| 社名 | 特徴 | 費用 | おすすめの企業 |
|---|---|---|---|
| NTTテクノクロス株式会社 | 大規模センター・クラウド/オンプレ両対応。 | オープンプライス(事例:10席~の標準構成あり) | 大規模運用・安定性重視企業 |
| 株式会社日立ソリューションズ・テクノロジー | 高精度認識「Ruby Dictation」、小型機器可能。 | 初回費用のみ(例:録音装置搭載)、詳細は要問合せ | IVRや機器組込希望企業 |
| 日本電気株式会社(NEC) | 「Enhanced Speech Analysis」等で多用途対応・医療や生成AI連携。 | API:10時間900円~/Meeting Assistant:10時間3,000円~/大規模:2,500万円/年~ | 大規模・多用途・医療など特化企業 |
| 株式会社アドバンスト・メディア | AmiVoiceシリーズ(国内No.1)。医療や議事録、コールセンター用途で定評。 | AmiVoice API:1時間99円~/AmiVoice Ex7:初期16,500円+月額1,650円~/ScribeAssist:80,000円/月~ | 高精度&日本語特化のエンジン重視企業 |
| 株式会社AVILEN | 生成AI活用ボイスボット。多くの業種導入・自治体事例。 | 月額3万円~数十万円が相場 | ボイスボット・自動応答導入企業 |
| 株式会社PKSHA Infinity | SaaS型議事録AI「YOMEL」、話者識別「Olaris」。 | YOMEL:28,000円~180,000円/月(利用時間による) | SaaS型AI議事録・応対支援希望企業 |
| 株式会社ACES | 東大松尾研発のAI・ディープラーニング技術。音声+画像+言語マルチモーダル対応。 | ACES Meet:月額30,000円~(法人1ユーザーあたり7,000円目安) | 研究力・カスタムAI希望企業 |
| Hmcomm株式会社 | 公的研究発の高信頼AI。音声認識×異音検知も得意。 | 2週間トライアル無料検証パッケージ:200万円~/共有環境:月額30万円~ | 公的技術由来・高度な業務要件向け企業 |
| 株式会社シナモン | 「Rossa Voice」+自然言語処理、非構造化データ横断AI。 | 要問い合わせ(大手企業の個別見積が主) | 音声・文書活用等、業務DX推進企業 |
| ティ・アイ・エル株式会社 | AIボイスレコーダー「RECORiS」で現場会話の録音や通報など可視化。 | Lite:1,000円/人+システム利用料/Standard:60,000円~/月 | サービス現場・密室業務の企業 |
大規模コンタクトセンター|IVRに強い音声認識AI開発会社3選
IVR(自動音声応答)を導入する企業に最適な、音声認識AI開発会社を3社紹介します。
大規模なコンタクトセンター運営をしており、音声データを活用した業務効率化を目指す企業におすすめです。
NTTテクノクロス株式会社

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事業内容 | コールセンターAI「ForeSight Voice Mining」、メディア処理AIソフト「SpeechRec」、クラウドIVR「VoiceMall」などを提供。音声認識・通話要約・応対品質評価やIVR連携までカバー。 |
| 導入事例 | FSVMは金融・通信業界中心に5.6万席以上の導入実績。自治体(児童相談所)や保険分野などでも採用。VoiceMallは累計700サービス超の導入。 |
| 所在地 | 〒108-8202 東京都港区芝浦3-4-1 グランパークタワー 15階 |
| 公式ページ | https://www.ntt-tx.co.jp |
NTTテクノクロスは、研究発の技術を製品化したFSVMとSpeechRecで通話の認識・要約・評価を実装し、大規模センターでの実績が豊富です。
FSVMはクラウド提供により最短1週間・小規模から導入可能で、VoiceMallの音声認識連携でIVR自動化も拡張。
クラウド/オンプレ両対応とSI支援で、複雑な要件にも確実にフィットします。
| 口コミ |
|---|
| NTTグループの研究成果を具体的なサービスに変えていく役割を担う会社です。(匿名ユーザー)|出典:Googleマップ |
| RFP(提案依頼書)の段階で、唯一、要件を網羅できていたことに加え、コストパフォーマンスの高さが決め手となりました(株式会社カウネット)|出典:CallCenterJapan |
株式会社日立ソリューションズ・テクノロジー

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事業内容 | 「Ruby Dictation」による高精度音声テキスト化(リアルタイム・録音データ対応)、専門用語対応・追加学習機能あり 。加えて、Ruby Spotterによる小型機器向け音声トリガー認識(多言語対応・ノイズリダクション)も提供。 |
| 導入事例 | コールセンター向けIVRにおいて、「Ruby Dictation」を採用し、センテンス認識や専門用語への高精度対応が評価されている 。(低コストでリアルタイム処理可能) |
| 所在地 | 〒190-0014 東京都立川市緑町7-1 アーバス立川高松駅前ビル4F |
| 公式ページ | https://www.hitachi-solutions-tech.co.jp/ |
日立ソリューションズ・テクノロジーは、「Ruby Dictation」により音声をリアルタイムかつ高精度にテキスト化でき、専門用語の追加学習や文脈推定にも対応し、IVRやコール業務の効率化に貢献します。
さらにIoT向け軽量音声認識「Ruby Spotter」は、ノイズ環境下でも動作し多言語対応可能。
本格的なシステムインテグレーション(RPAやFAQ連携などにも対応)を含め、幅広い業務課題に柔軟に応えられる企業です。
| 口コミ |
|---|
| Ruby Dictationは、発話音声をリアルタイムにテキスト化するソフトウェア。高い音声認識率とAIを活用した追加学習機能を持ち、コンタクトセンター業務の効率化やオペレーター不足の解消、顧客満足度の向上を支援できる。|出典:クラウドwatch |
| 専門性の高い単語を容易に学習可能とすることで、業務を止めることなく認識率を向上させる一方で、システムのハードウェアリソースの低減を実現しました。業務とシステム運用の両面から音声認識の利便性を改善し、コンタクトセンターの業務効率向上を支援します。|出典:Goodway |
>>株式会社日立ソリューションズ・テクノロジーに問い合わせる
日本電気株式会社(NEC)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事業内容 | 音声認識とテキスト分析を統合した「NEC Enhanced Speech Analysis」により、自由会話のリアルタイム認識・話者識別・要約・NGワード検出が可能。IVR連携の「VoiceOperator」、生成AIによる対話支援「NEC Speech Analysis Platform」、医療向けの「MegaOak Voice Assist」など多彩なソリューションを展開。 |
| 導入事例 | 生放送番組の字幕自動化で99%の認識精度を実証(日本テレビ「ストレイトニュース」)。事故対応や契約時の録音要約など実業務での活用も進行中。コールセンター向けプラットフォームでは、リアルタイム文字起こし+生成AI要約・応対支援を提供。 |
| 所在地 | 〒108-8001 東京都港区芝五丁目7番1号 |
| 公式ページ | https://jpn.nec.com/ |
NECはディープラーニングに基づく音声認識技術を活用し、「自由会話」「騒音下」「多話者」でも高い認識精度を実現する「Enhanced Speech Analysis」を提供。
さらに、コンタクトセンター向けには生成AIを組み合わせた「Speech Analysis Platform」でリアルタイム要約や応対支援を可能にし、生産性・顧客体験を向上。
「MegaOak Voice Assist」による医療現場での音声入力にも対応しており、業界特化型にも強みを持つ企業です。
| 口コミ |
|---|
| NECは、テクノロジーとイノベーションを牽引するグローバル企業で、最新のAIや通信技術を利用したプロダクトで注目されています。特にスマートシティやサイバーセキュリティ分野での取り組みが評価されています。(匿名ユーザー)|出典:Googleマップ |
| 多少の課題はあったものの、NECの技術は生放送でオンエアできる素晴らしいものでした(日本テレビ)|出典:放送ジャーナル |
議事録SaaS|ボイスボットに強い音声認識AI開発会社3選
議事録作成やボイスボット開発に強みを持つ、音声認識AI企業を3社紹介します。
オンライン会議や顧客対応の品質向上にも効果的です。
株式会社アドバンスト・メディア

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事業内容 | 音声認識ソリューション「AmiVoice」を開発・販売。医療現場、コールセンター、議会録など多様な分野で展開。 |
| 導入事例 | コールセンター向け「AmiVoice Communication Suite」は550社以上が導入。医療分野では電子カルテ入力の自動化を支援。 |
| 所在地 | 〒170-6042 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 42階 |
| 公式ページ | https://www.advanced-media.co.jp/ |
アドバンスト・メディアは、日本で最も知名度と実績を持つ音声認識企業です。
独自技術「AmiVoice」は医療やコールセンター、議会録作成など幅広く利用されており、高い認識精度と導入実績で国内シェアNo.1を誇ります。
クラウド型・オンプレ両方に対応し、業界ごとに最適化されたソリューションが用意されている点も強みです。
| 口コミ |
|---|
| 最初聞いたことがないアプリでやり方など全くわからなかったのですが、問い合わせたところ丁寧に日本語でサポートしていただき、そこからいいイメージしかありません。また音声も正確に認識してくれます。(匿名ユーザー)|出典:ITreview |
| 一般的に使われるGoogleの音声認識エンジンとは違って辞書管理ができるので、自社特有の言い方などを管理することができるのと、やはり日本のエンジンなので、日本語の認識も優秀だと思います。何よりも、サポートが日本語で早く受けられることが素晴らしいと思います。(匿名ユーザー)|出典:ITreview |
株式会社AVILEN

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事業内容 | 高速・高精度な生成AIボイスボットを開発・提供し、コールセンターなど多様な業務に導入支援。LangCoreグループの音声対話技術「LangCoreボイスボット」や、高速応答API連携が可能なサービスを展開。約700〜900社へのAI導入実績あり。上流工程から組織内AI活用体制構築まで支援。 |
| 導入事例 | 大塚商会との共同で対話型AIエージェント導入を検証(LangCoreボイスボット活用)。京都市とのAIボイスボットによる電話対応業務のPoC(ごみ持込問い合わせ対応)も実施。 |
| 所在地 | 〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町2-3-3 秋葉原ファーストスクエア9階 |
| 公式ページ | https://avilen.jp/ |
AVILENは、生成AIを活用した高速かつ自然な会話ができるボイスボット技術を武器に、PoC~本格導入まで一貫支援可能な音声AI企業です。
LangCoreグループと連携し、既存システムにAPI接続するだけで導入できる柔軟性と迅速な検証を実現。
京都市や大塚商会とのPoC実施により公共・企業分野での実績を積み、デジタル変革を推進できる先進的なパートナーです。
| 口コミ |
|---|
| AVILEN社が提供する生成AIをはじめとするAIソリューションサービスや高度な知見を有効活用することで、京都市役所におけるDXを推進するため、令和5年11月に連携協定を締結。|出典:京都市 |
| 問い合わせの最中に必要なデータを外部のシステムから取り寄せたり、CRMへの登録を即座に実行したりするなど、人間のオペレーターのような対応が可能。また、通話終了後に会話ログを自動的にサーバーに送信し、LLMで分析することで担当者へのアラート発行や要約の作成などもスムーズに完了する。|出典:Eczine |
株式会社PKSHA Infinity

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事業内容 | 「YOMEL」(自動議事録作成AI)や「Olaris」(話者識別・感情解析付き音声認識)などの音声認識SaaSを提供。PKSHAグループの研究開発力を活かし、音声認識と自然言語処理を中心に、企業内のコミュニケーションや情報共有の最適化を支援。 |
| 導入事例 | 会議やコールセンター業務の議事録自動化、人事業務や問い合わせ応対でのSaaS導入支援を実施。具体的には「YOMEL」利用による効率化事例多数。 |
| 所在地 | 〒812-0013 福岡県福岡市博多区博多駅東1-12-6 花村ビル7F |
| 公式ページ | https://infinity.pkshatech.com/aboutus |
PKSHA Infinityは、会議・業務記録を自動でテキスト化・要約し、話者識別や感情解析まで行える「YOMEL」と「Olaris」を提供する音声認識AIの先進企業です。
音声認識技術を中核に、ナレッジ管理や対話AIによる業務効率化を狙う企業に最適。
2025年5月に社名変更し、PKSHAグループとして研究と開発力のさらなる強化を図りつつ、AI SaaS領域での実践的な導入支援を加速しています。
| 口コミ |
|---|
| 通話の音声起こし・自動要約によりACW50%削減オペレーターやSVの働きやすさ向上にも貢献(マネーフォワードケッサイ株式会社)|出典:導入実績 |
| PKSHA Speech InsightでACW約30%削減!オペレーター・SVの負担も大幅軽減し、より顧客に向き合った対応が可能に(株式会社北國銀行)|出典:導入実績 |
マルチモーダル×カスタム開発に強い音声認識AI開発会社3選
音声・画像・テキストを統合解析できる、マルチモーダル×カスタム開発に強い企業を3社紹介します。
高度なAIモデルを自社ニーズに合わせて構築でき、業界特化型ソリューションの開発に対応してくれるでしょう。
株式会社ACES

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事業内容 | 東京大学松尾研究室発スタートアップ。ディープラーニングを活用した音声・画像・自然言語処理AIを開発し、企業向けにソリューションを提供。 |
| 導入事例 | 大手製造業での検査工程自動化、コールセンターでの音声認識・要約AI導入、金融業界での文書解析AIなど。 |
| 所在地 | 〒113-0034 東京都文京区湯島二丁目31番14号ルーシッドスクエア湯島3階 |
| 公式ページ | https://acesinc.co.jp/ |
株式会社ACESは、東京大学松尾研究室から生まれたAIスタートアップです。
最先端のディープラーニング技術を基盤に、音声認識を含む幅広いAIソリューションを提供しています。
業務課題に応じたカスタムAIの構築を得意とし、音声認識だけでなく画像解析や自然言語処理を組み合わせた「マルチモーダルAI」を実現できる点が特徴。
研究力と実装力を兼ね備えた次世代型AI企業です。
| 口コミ |
|---|
| Web会議の商談をAIが自動で解析し、文字起こし、要約、話速、沈黙時間、顧客の反応など、詳細なデータを可視化してくれる点が素晴らしいです。これにより、商談の「なぜうまくいったのか」「なぜうまくいかなかったのか」を客観的に分析できるようになり、営業担当者個人のスキルアップに直結し、個人の能力アップに貢献してくれました。(匿名ユーザー)|出典:Boxil |
| 会議中に参加者の発言内容を記録し、議事録作成や発話情報を可視化できる点が非常におもしろく、便利に使っています。音声認識の制度も良いですが、単語帳の登録により、特殊な単語も学習して文字おこししてくれるので、助かります。(匿名ユーザー)|出典:Boxil |
Hmcomm株式会社

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事業内容 | 音声認識・異音検知・自然言語解析を組み合わせたAIソリューションを提供。「VContact」など多様なプロダクトを展開。 |
| 導入事例 | コールセンターでのVOC解析、鉄道・製造業での異音検知システムなど。 |
| 所在地 | 〒105-0012 東京都港区芝大門2-11-1 富士ビル 2階 |
| 公式ページ | https://www.hmcom.co.jp |
産総研発ベンチャーであるHmcommは、音声認識に加え異音検知や自然言語解析を組み合わせたソリューションを展開しています。
音声データを「価値ある情報」に変えることを得意とし、コールセンターのVOC分析や製造業での機械異常検知などに活用されています。
公共機関や大手企業での採用実績もあり、研究由来の信頼性と技術力が大きな強みです。
| 口コミ |
|---|
| 音声認識・AIの技術がとて長けている事業者さんです。最近、仕事・ビジネスで新たな接点が出てきており、素晴らしい技術をお持ちだと思います。(匿名ユーザー)|出典:Googleマップ |
| 既に実施済みのteamsやzoomなどのオンライン録画、進行中のオンライン会議、どちらのパターンでも約10分ほどで議事録作成をしてもらうことができ、業務効率化に繋がっている。(匿名ユーザー)|出典:ITreview |
株式会社シナモン

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事業内容 | 音声認識エンジン「Rossa Voice」による音声→テキスト変換と自然言語処理での要約・情報抽出、AI‑OCR「Flax Scanner」、文書解析AI「Aurora Clipper」など、非構造化データを“読み・構造化・理解”するAIソリューションを提供。 |
| 導入事例 | 金融サービス領域で、商談音声の分類・抽出を実施する実証実験を実施(ブロードマインド社と共同で「Rossa Voice」を活用)。 |
| 所在地 | 〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3−16 金田ビル 6階 |
| 公式ページ | https://cinnamon.ai/ |
株式会社シナモンは、音声認識「Rossa Voice」に自然言語処理を組み合わせ、単なる文字起こしにとどまらず「要約・分類」「To‑Do抽出」などまで行えるソリューションを提供しています。
OCR(Flax Scanner)や文書解析AI(Aurora Clipper)も展開し、音声・画像・文書を横断的に処理可能な点が最大の強みです。
ベトナム・台湾に研究開発拠点を持ち、多様な業界の非構造化データ活用に対応できる体制も構築されています。
| 口コミ |
|---|
| 素晴らしい製品を提供する素晴らしい会社(匿名ユーザー)|出典:Googleマップ |
| 株式会社シナモンは自然言語処理、画像認識、音声認識、データ分析など幅広い技術があり、それらを組み合わせることもできます。AI企業と呼ばれる会社の中でも、これだけ幅広い技術に一気通貫で対応できる企業は世界的にも少なく、既に日本生命や第一生命、TOSHIBA、TOYOTA、サントリーなど多くの大手企業への導入実績がある株式会社シナモンは、今後も多種多様な業界導入されていくことが期待できます。|出典:AINOW |
サービス現場の可視化|コンプライアンス特化の音声認識AI開発会社1選
接客やコール対応など現場の会話を可視化してくれる、コンプライアンス特化の企業を紹介します。
リスク管理や品質改善に活用できるのが特徴です。
ティ・アイ・エル株式会社

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事業内容 | AIボイスレコーダーソリューション「RECORiS」を中心に、IoT・AIを活用したソリューションを研究・開発。ボイスレコーダーによる音声の録音・テキスト化・禁止語句検知と通報機能を備え、コンプライアンス対策と現場改善を支援。最近ではGPT‑4搭載ダッシュボードの開発も開始。 |
| 導入事例 | 接客現場など、対面サービスの「見えない現場」でのトラブル対策ツールとして導入。テレビ東京『WBS』などメディアでの紹介実績あり。 |
| 所在地 | 〒102-0073 東京都千代田区九段北1-12-4 徳海屋ビル 2F |
| 公式ページ | https://tilab.jp/ |
ティ・アイ・エルは「RECORiS」を通じて、サービス現場の音声を録音・テキスト化し、禁止語句を検知して即時通報することで、クローズドな環境におけるトラブル防止とコンプライアンス強化を実現します。
さらにGPT‑4搭載ダッシュボードを開発中で、要約、キーワード抽出、感情分析など高度な会話分析にも対応可能。
研究機関との連携により低コストかつ迅速なPoC支援が可能です。
| 口コミ |
|---|
| 現場スタッフはRECORiSのアプリをインストールしたスマートフォンを持ち歩き、現地で顧客の許可を取り、録音を行う。現場の音声はリアルタイムにテキスト化され、あらかじめ設定されたキーワードを検知するとオペレーターなどにアラートが表示され、訪問先や密室でのトラブル発生を防げる。|出典:PC-Webzine |
| 密室での客対応を見える化することで、サービス向上だけでなく、導入する企業が自分をも守ることにつながると考えます。|出典:harmo-lab |
音声認識AI開発会社を選ぶ際のポイント
数ある音声認識AI開発会社から、自社の課題に即した会社を選ぶ際、下記のポイントに注意しましょう。
要件を具体化してから比較する
最初に重視すべきは、解決したい業務課題とKPIを数値で言語化することです。
対象業務、話者数、騒音環境、専門用語、同時接続数、運用体制などを要件表に落とし込みます。
前提が曖昧だと見積もりも精度比較もぶれ、後工程で手戻りが増えるのが常です。
必須要件と望ましい要件を分離し、評価軸と重みづけを先に合意しておきましょう。
そのうえで各社の提案を同一条件で比較すれば、意思決定のスピードと妥当性が高まります。
PoC実績の豊富さを確認する
選定では導入社数よりも、自社に近い条件での再現性あるPoC実績を見極めるべきです。
同業界、同規模、通話品質、辞書運用、オンプレやクラウド制約などの一致度をチェックします。
失敗からの学びや改善サイクルを語れるかで、現場対応力の厚みが見えてきます。
評価レポートの設計(データ分割、指標、検定)まで提示できる企業は信頼度が高いと言えるでしょう。
PoCの段取り力は本番運用の初期安定化に直結し、投資回収の確度を底上げします。
デモで実際の精度を検証する
カタログ値だけでは現場のノイズや話者被り、方言で精度が落ちがちです。
自社の実データで辞書登録とチューニングを行い、WERやSER、遅延、要約品質を数値で比較しましょう。
同録素材で複数社をブラインド評価すれば、先入観の影響を抑えられます。
誤りの質(固有名詞、数値、否定表現)を粒度高くレビューすると、運用コストも見通せます。
「許容誤り率」と「人手の後工程」を合わせて判断すれば、総コストでの優位が見極めやすいです。
導入後のサポート体制を確認する
音声認識は運用で価値が決まり、モデル劣化への対応力が成果を左右します。
辞書運用、追加学習、リリース手順、SLA、障害対応の窓口と優先度を事前に固めておきましょう。
変更管理やログ可観測性、品質モニタリングの設計が整っていれば、安定稼働が続きます。
ドキュメント、教育、権限設計、保守費用の内訳まで透明だと、社内合意も取りやすいはずです。
サポートの実働例と担当体制を確認し、フェーズ移行時の責任分界点も明瞭にしておくと安全です。
セキュリティ対応を評価する
音声は個人情報や機微情報を含み、取り扱い要件の厳格さが欠かせません。
暗号化、データ保存有無、マスキング、アクセス制御、監査証跡、持ち出し禁止の運用を精査しましょう。
ISO27001、ISO27017、SOC2、Pマーク、医療向け要件などの適合状況も確認が必要です。
データ所在地、サブプロセッサ、生成AI連携時のプロンプト漏洩対策まで踏み込める企業は堅牢だと言えます。
法務・情報セキュリティ部門と同席で審査し、契約条項に反映すれば、リスクとコストの両立が図れます。
まとめ|音声認識AIを開発する企業に依頼して生産性を加速させよう
本記事では、音声認識AIの導入価値と企業の特徴を整理し、選定の実務ポイントを体系化しました。
重要なのは、課題とKPIを先に定義し、実データでのPoCとデモ評価で現場適合性を見極める姿勢です。
あわせて、運用・保守・教育・SLA・セキュリティを含むトータル設計を固めれば、初期効果と持続効果の双方が狙えます。
費用は三年総額と後工程の人件費まで含めて比較し、再現性あるベンダーと伴走するのが近道です。
適切な企業に依頼して、音声データを価値へ変換し、顧客体験と生産性の同時最大化を実現していきましょう。
もし、音声認識AI開発会社の選定にお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひ「AI活用研究所」にご相談ください。
AI導入の専門家が、貴社のビジネスゴールや現場の課題を丁寧にヒアリングし、数ある音声認識AI開発会社の中からピッタリなサービス選定を支援します。
相談や紹介は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。
