カスタマーサポート業務の効率化や品質向上を目指す企業にとって、AIチャットボットやFAQ自動化ツールは欠かせない存在です。
24時間対応や自己解決支援によって業務負担を軽減し、顧客満足度も向上します。
とはいえ、「どのAIエージェントを選べばいいかわからない」という方は、AI活用研究所に相談するのもおすすめです。
本記事では、法人向けカスタマーサポート特化のAIエージェント11選を用途別に比較紹介します。
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カスタマーサポート特化のAIエージェントおすすめ11選
カスタマーサピート領域に特化しているAIエージェントのおすすめは下記11種類です。
| 開発企業(主力プロダクト) | 特徴(要約) | プラン料金(目安) | 日本語対応 | 公式ページ |
|---|---|---|---|---|
| KARAKURI(KARAKURI) | FAQ連携・24時間自動応答/日本語特化で高精度 | 初期:約350万円〜/月額:約15万円〜(規模で変動) | あり | https://karakuri.ai/ |
| Helpfeel(Helpfeel) | “意図予測検索”でFAQ自己解決率を強化(検索UXに強い) | 個別見積(FAQ規模・アクセス数で変動) | あり | https://helpfeel.com/ |
| PKSHA Technology(PKSHA Chatbot) | 曖昧表現にも強い日本語処理/大規模CS・社内ヘルプデスク向き | 個別見積(利用規模に応じ) | あり | https://aisaas.pkshatech.com/chatbot/ |
| AI Shift(AI Messenger Chatbot) | 生成AI×リスクチェックでFAQ自動化/問い合わせデータからFAQ自動構築 | 初期:50万円〜/月額:15万円〜 | あり | https://www.ai-messenger.jp/ |
| Onebox(yaritori AI) | メール共有・問い合わせ管理+返信文生成/送信自動化&エスカレーション | 月額:20万円〜(通数・アドレス数で変動) | あり | https://yaritori.jp/ |
| Zendesk(Zendesk AI) | サポート基盤(チケット/ナレッジ)にAI統合/自動化+担当者支援 | 月額:19ドル〜(1ライセンス) | あり | https://www.zendesk.co.jp/service/ai/ |
| Channel Corporation(チャネルトーク) | チャット接客+CRM+AIのオールインワン/EC・Web接客に強い | 無料プランあり/月額:3,600円〜 | あり | https://channel.io/ja/ |
| テクマトリックス(FastHelp5 AIチャットボット) | コンタクトセンターCRM×生成AI(要約/回答提案/VOC等)/大規模運用向き | 個別見積(席数・提供形態・OPで変動) | あり | https://fastseries.jp/product/crm/fasthelp5/ |
| NTTドコモビジネス(COTOHA Chat & FAQ) | NTT系の高信頼AI/FAQ・ドキュメント回答+多言語(翻訳) | 月額:19.5万円〜(プランあり) | あり | https://www.ntt.com/business/services/application/ai/cotoha-cf.html |
| BEDORE Conversation | 数行のタグを埋め込むだけでWebサイトにチャットボットを追加でき、24時間365日の自動対応を実現可能 | 要問い合わせ(導入規模による) | あり | https://aisaas.pkshatech.com/chatbot/ |
| ServiceNow(ServiceNow AI Agent) | チャットに留まらずチケット処理・ワークフローまで自律実行/ITSM・統合運用向き | 要問い合わせ(ライセンス体系に準拠) | あり | https://www.servicenow.co.jp/ |
※ 上記費用はあくまで目安です。詳細な見積もりは各社の公式サイトや直接のお問い合わせでご確認ください。
KARAKURI|高精度AIでFAQ連携・24時間自動応答

- 高精度なFAQ応答によるコール削減や、24時間無人のカスタマーサポート対応を目指す企業に。FAQページと連携した自己解決促進や、有人チャットとのシームレスな切替を重視する用途に最適です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラン / 料金 | 無料トライアル:なし(デモ体験会あり) 有料プランは初期費用約350万円~、月額約15万円~(規模・要件により変動) |
| 初期費用 | 約350万円~(要問い合わせ) |
| 日本語対応 | UI対応:あり(日本語管理画面) NLP:日本語特化AIエンジン(BERT実装、95%以上の高精度回答) |
| 運営会社 | カラクリ株式会社 |
| 所在地 | 東京都中央区 |
| 公式ページ | https://karakuri.ai/ |
KARAKURIは、自社開発の日本語特化AIエンジンによりユーザーの質問に95%以上の正答率で回答可能です。
プログラミング不要の直感的な管理UIとFAQページ自動連携機能で、問い合わせ対応を24時間無人化しつつ効率的な運用が実現します。
また、回答精度の高さからチャットボット経由の自己解決率向上が期待でき、有人対応への円滑なエスカレーションも可能です。
| 口コミ |
|---|
| 「精度の高いFAQ応答で、月100件以上の電話を削減できました」(カスタマーサポート部門/IT企業)|引用元:ITreview |
| 「管理画面のUIが他社より直感的で使いやすく、サポート担当者の顔が見える安心感があります。チャットボット導入後のフォローも手厚いです」(マーケティング担当)|引用元:ITreview |
Helpfeel|“意図予測検索”でFAQ自己解決率アップ

- FAQサイトを強化して問い合わせ件数を削減したい企業に。複雑な言い回しでもユーザーが自力で回答を見つけられるようにし、コールセンターへの問い合わせ負荷軽減や社内ヘルプデスクの効率化を図りたい用途に適しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラン / 料金 | 無料プラン:なし 無料トライアル:基本なし(個別相談でデモ等実施) 料金:個別見積もり制(FAQ規模やアクセス数に応じ変動) |
| 初期費用 | 要問い合わせ(利用規模に応じ見積もり) |
| 日本語対応 | UI対応:あり(日本語管理画面) NLP:日本語特化検索エンジン「意図予測検索」搭載(曖昧な表現にも高精度回答) |
| 運営会社 | 株式会社Helpfeel |
| 所在地 | 京都府京都市(本社) |
| 公式ページ | https://helpfeel.com/ |
Helpfeelは、ユーザーの質問内容をAIが意図予測してピッタリの回答を瞬時に提示するFAQシステムです。
表現ゆれや曖昧な検索語にも対応する独自の検索技術により、FAQの自己解決率を大幅に向上。
実際にHelpfeel導入で問い合わせの半数以上が自己解決され、サポート対応工数が劇的に減少した企業もあります。
FAQ運用の支援体制も手厚く、FAQ検索ヒット率を短期間で50%以上改善した例も報告されています。
| 口コミ |
|---|
| 「キーワードから意図を予測する回答精度が高く、検索スピードも非常に速いので、ユーザーにストレスのないFAQシステムを構築できました。電話問い合わせを減らすのに役立ちます」(ITサービス企業)|引用元:ITreview |
| 「電話での問い合わせ数が減少し、FAQでユーザーが自己解決できるようになりました。検索結果の見やすさ向上で回答のクリック率も上がっています」(Web担当者)|引用元:BOXIL |
PKSHA Chatbot|日本語特化AIで曖昧な質問も高精度回答

- 高度な日本語処理が必要な大規模カスタマーサポートに。金融機関や官公庁など厳密な回答精度が求められる業界、または社内ITヘルプデスクや大学問い合わせ対応など幅広い用途で、AIによる24時間自動応答と有人対応の効率的分業を実現したい企業に適します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラン / 料金 | 無料トライアル:要問い合わせ 有料プランは個別見積もり(利用規模に応じ提案) |
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 日本語対応 | UI対応:あり(日本語管理画面) NLP:日本語に特化した自社開発AIエンジン。数千万人分の対話データ解析に基づく高精度な意図理解を実現 |
| 運営会社 | 株式会社PKSHA Communication (PKSHA Technologyグループ) |
| 所在地 | 東京都文京区 |
| 公式ページ | https://aisaas.pkshatech.com/chatbot/ |
PKSHA Chatbotは、深層学習+日本語構文解析アルゴリズムにより発話者の意図を正確に理解し、自動応答で適切に回答します。
95%以上の回答精度(OKBIZ等大型FAQデータ活用)で曖昧な質問にも対応可能。
ダッシュボードから問い合わせ件数や自己解決率などを直感的に分析でき、チューニングやFAQメンテナンスコストは一般的なエンジンの25%程度に抑制可能とされています。
Teams/SlackやIVRとも連携し、社内外の問い合わせ対応を一元化できる柔軟性も強みです。
| 口コミ |
|---|
| 「よくある単純な問い合わせをチャットボットに任せたところ、電話の件数が大幅に減り、他の業務に充てる時間を確保できました」(導入企業のサポート担当)|引用元:it-trend |
| 「サポート対応が非常に丁寧で、初歩的な質問から高度な内容まで何度も親切に説明してくれるので安心して運用できます。機能も充実しておりコストも安いと感じます」(ITサービス/利用者)|引用元:ITreview |
AI Messenger Chatbot|生成AI×リスクチェックでFAQ自動化

- 社内にノウハウがなくても生成AIを活用したチャットボットを導入したい企業に。過去の問い合わせデータからFAQを自動構築し、問い合わせ対応の初期負荷を軽減したいケースや、有人対応の前段階としてAIによる一次対応を任せたい用途に適しています(BtoCのカスタマーサポートや社内問い合わせなど)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラン / 料金 | 無料プラン:なし 無料トライアル:公式記載なし(要問い合わせ) 料金:初期費用50万円~、月額料金15万円~ |
| 初期費用 | 50万円~ |
| 日本語対応 | UI対応:あり(日本語管理画面) NLP:日本語対応(大規模言語モデルと独自AIの組合せ。リスクチェック機能で誤回答を制御) |
| 運営会社 | 株式会社AI Shift (サイバーエージェントグループ) |
| 所在地 | 東京都渋谷区 |
| 公式ページ | https://www.ai-messenger.jp/ |
AI Messenger Chatbotは、ChatGPTなど生成AIと連携し、FAQ自動生成による初期構築時間の大幅短縮を実現したAIチャットボットです。
WebサイトやOffice文書などから学習し幅広い質問に柔軟に対応可能。
さらに、AIリスクチェッカー機能でハルシネーション(でたらめな回答)を防止し、安全で信頼性の高い応答を提供します。
運用面ではAIが回答の品質を自己評価・改善する独自仕組みにより、常に高精度な回答を維持しつつ、月1,000件以上の大量問い合わせを抱える企業でも効率的に対応できると評価されています。
| 口コミ |
|---|
| 「過去の問い合わせデータをAIが分析・整理し、“何をしたいか”イメージを伝えるだけで綺麗に設計してもらえたので、ノウハウがない会社でも無事に導入・運用できました」(ITサービス導入担当)|引用元:boxil |
| 「サポート対応が早く細やかで、初めてチャットボットを運用するこちらも安心できました。シンプルなUIと手厚いサポートで、不明点もすぐ解消できます」(エンタープライズ企業/利用者)|引用元:ITreview |
yaritori AI|メール共有・問い合わせ管理システム

- 過去のメール履歴やマニュアル、FAQを学習し、状況に応じた自然な返信文を瞬時に生成したい企業におすすめです。メールの下書きだけでなく送信まで自動実行し、判断が必要なケースは担当者へエスカレーションするので、顧客対応に支障なく大幅に効率化したい企業にも向いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラン / 料金 | 20万円〜。メール通数やアドレス数に応じ変動。 |
| 初期費用 | 要お問い合わせ |
| 日本語対応 | UI対応:あり(ワンクリックで翻訳) NLP:GPT4を活用した機能搭載。「文章生成」「判断」「要約」などの用途で活用 |
| 運営会社 | Onebox株式会社 |
| 所在地 | 東京都渋谷区 |
| 公式ページ | https://yaritori.jp/ |
yaritori AIは、メール共有システム「yaritori」に搭載された高度なAIエージェントです。
過去のメール履歴やマニュアル、FAQを学習し、状況に応じた自然な返信文を瞬時に生成してくれます。
トーン&マナーや役割設定も細かく調整でき、まるで自社の担当者が対応しているかのような “人格を持った” 返信が可能です。
さらに、AIがメールの下書きだけでなく送信まで自動実行し、判断が必要なケースは担当者へエスカレーション。対応漏れや遅延を防ぎ、チーム全体のメール対応を大幅に効率化します。
カスタマーサポート業務のうち、ヘルプデスク・問い合わせ対応部署におすすめです。
| 口コミ |
|---|
| 繁忙期は大げさでなく、ざっくり一人あたり、一日4時間は削減できたと思っています。もちろん人によって役割が異なるので、メール管理の時間は大小ありますが、チームメンバーの数だけ掛け合わせると結構な時間が捻出できていることになります。おかげで、他の業務にしっかり時間が使えるようになりました。(引用元:|導入事例 朝日新聞社) |
| 圧倒的に、連絡対応にかかる工数が減りました。とくに役に立ったのはテンプレート機能です。連絡対応のなかには、基本の内容が変わらないものもあります。あらかじめテンプレートをつくっておくことで、注文番号や住所など個別の情報を入力するだけで連絡ができるため、非常に便利です。(引用元:|導入事例 株式会社ラクスル) |
Zendesk AI|顧客対応一貫自動化&エージェント支援AI

- 既にZendeskを利用中、または包括的なカスタマーサポート基盤を必要とする企業に。問い合わせ受付から解決までAIエージェントに一任しつつ、有人対応時にはAIで担当者を支援するなどハイブリッド対応を行いたい用途に最適です。多チャネル統合サポートやグローバル対応を重視する企業にも向いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラン / 料金 | 14日間の無料トライアルあり(スタートアップ企業は最大6ヶ月) 有料プラン:1ライセンスあたり月額19ドル~(※年払い・約2,500円程度) |
| 初期費用 | 0円(オンラインサインアップで開始可能) |
| 日本語対応 | UI対応:あり(日本語インタフェース) NLP:多言語対応(40言語以上、日本語でのFAQ・チャット対応実績あり) |
| 運営会社 | Zendesk Inc. |
| 所在地 | 米国カリフォルニア州(グローバル展開、日本法人あり) |
| 公式ページ | https://www.zendesk.co.jp/service/ai/ |
Zendesk AIは、世界中で導入されるZendeskのサービスデスク基盤に強力なAI機能を統合しています。
AIエージェントが複雑な問合せの受付から回答まで一貫対応し、必要に応じエージェント用コパイロットが担当者の回答作成を支援します。
またAIが問い合わせ内容を分析するインサイト機能で、サポート業務全体の効率化も図れます。
19ドル/月という手頃な価格から利用でき、中小企業から大企業までスケーラブルに拡張可能。
既存のZendeskチケットシステムやナレッジとも連携し、パーソナライズされた迅速対応で顧客ロイヤルティ向上に寄与します。
| 口コミ |
|---|
| 「使いやすさとカスタマイズ性に優れており、自社の業務フローに合わせて柔軟に調整できる点が素晴らしいです」(ITサービス企業/管理者)|引用元:itmedia |
| 「問い合わせ履歴の一元化で、対応方法を他スタッフと共有しやすくなり工数削減に役立っています。キーワード検索で過去対応を参照でき、担当者に割り振らずとも回答がスムーズです」(製造業/サポート担当)|引用元:itmedia |
チャネルトーク(Channel Talk)|オールインワンChat+生成AIエージェント

- 自社サイトやECサイトでリアルタイムの顧客対応を強化したい企業に。チャットサポート・顧客管理(CRM)・メール代替などを一つのプラットフォームで運用したいケース、または繰り返し問い合わせをAIで自動対応し、人手は重要案件に集中したい用途に適します。小規模スタートアップから成長企業まで利用幅広く、特にEC業界での導入が多いです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラン / 料金 | 無料プランあり(社内チャット・基本的な外部チャット機能が利用可能) 有料プラン:月額3,600円~(Early Stageプラン、年額契約なら2,700円/月~) |
| 初期費用 | 0円(セルフサインアップ型) |
| 日本語対応 | UI対応:あり(日本語管理画面・チャット画面) NLP:日本語対応(韓国発サービスだが多言語サポート強化中。生成AIエージェント「ALF」は日本語を含む対応) |
| 運営会社 | 株式会社Channel Corporation |
| 所在地 | 東京都中央区 |
| 公式ページ | https://channel.io/ja/ |
チャネルトーク(Channel Talk)は、チャット接客ツール+顧客管理+AIが一体化したオールインワンプラットフォームです。
Webやアプリにチャットウィジェットを設置し、顧客との対話履歴を集約した上で、生成型AIエージェント「ALF」がFAQを基に最適回答を自動生成します。
韓国でのβテストでは最大72%の問い合わせをAIで解決する結果を出しており、残りを有人チャットにシームレスに引き継ぐことでサポート品質を維持しつつ担当者の負荷を大幅軽減します。
Shopifyなど外部サービス連携やマーケティング自動化機能も豊富で、売上向上に直結するCRMチャットとしての活用も可能です。
| 口コミ |
|---|
| 「自動配信や自動返信、Shopify連携やAIなど多数の機能を組み合わせられ、オペレーターの負荷を大幅に減らしつつ売上を伸ばす部分に注力できています」(小売業/CS担当)|引用元:ITreview |
| 「サポートbotによる問い合わせ自動化の結果、問い合わせ件数や対応コストが大幅に減少しました。顧客の動きも分析機能で見える化され、販促施策を考えやすくなりました」(通販業/ユーザー)|引用元:ITreview |
FastHelp5 AIチャットボット|コンタクトセンターCRM×生成AI

- コールセンター向けCRMを活用中で、通話・メール・チャット対応を一元管理しつつAIで高度化したい企業に最適です。大量の顧客問い合わせに対応するコンタクトセンターで、応対履歴の自動要約やナレッジ自動生成による業務効率化、あるいは既存FAQとの連携で問い合わせ自体の削減を目指す用途に向いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラン / 料金 | 無料トライアル:要問い合わせ 有料プランはオンプレミス/クラウド提供で個別見積もり(席数・機能オプションにより変動) |
| 初期費用 | 要問い合わせ(システム規模により) |
| 日本語対応 | UI対応:あり(日本語Webアプリ) NLP:日本語特化(高度な文脈理解・対話要約AIを搭載)。多言語自動翻訳オプションあり。 |
| 運営会社 | テクマトリックス株式会社 |
| 所在地 | 東京都港区 |
| 公式ページ | https://fastseries.jp/product/crm/fasthelp5/ |
FastHelp5 AIチャットボットは、コールセンター向けCRM「FastHelp5」に、生成AI機能群「FastGenie」が搭載されたものです。
これにより問い合わせ内容の自動要約や回答候補の提案・翻訳、FAQ候補の自動抽出、VOC分析などが可能となり、オペレーターの対応時間短縮と品質向上を同時に実現します。
さらにRAG(検索拡張生成)技術を活用した高精度FAQ検索とAIチャットボットにより、顧客のセルフサービスを促進して問い合わせそのものを削減します。
実際、AIチャットボット導入で応対件数の60%削減を達成した例もあり、有人対応では難しかった大量の履歴データ分析・ナレッジ生成も自動化される点が評価されています。
| 口コミ |
|---|
| 「管理画面の配色やレイアウトを業務内容に合わせて自在に調整でき、非常に柔軟です。新しい業務が増えても項目追加・変更が簡単にでき、直感的に使いやすいですね」(情報通信業/PM)|引用元:ITreview |
| 「問い合わせデータのステータス管理もわかりやすく、追加の画面開発をしなくてもスムーズに導入できました」(IT企業/管理者)|引用元:ITreview |
COTOHA Chat & FAQ|NTTの高精度AIと多言語対応

- 信頼性の高い国内大手のAI基盤を求める企業、または多言語での問い合わせ対応が必要な企業に適しています。金融・公共など正確性重視の業界でFAQ自動応答の精度を上げたい場合や、海外ユーザーからの問い合わせも含め統一プラットフォームでチャットボット対応したいケースにおすすめです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラン / 料金 | 無料トライアル:要問い合わせ 有料プランは月額19.5万円~(Web限定の低価格プランやドキュメント回答特化プラン等あり) |
| 初期費用 | 要問い合わせ(提供形態・プランにより異なる) |
| 日本語対応 | UI対応:あり(日本語管理・ユーザー画面) NLP:日本語を含む高品質な多言語対応(リアルタイム翻訳機能で英語・中国語等に対応)。NTT研究所の自然言語処理技術に基づき精度の高い回答を生成。 |
| 運営会社 | NTTドコモビジネス株式会社 |
| 所在地 | 東京都千代田区 |
| 公式ページ | https://www.ntt.com/business/services/application/ai/cotoha-cf.html |
COTOHA Chat & FAQは、NTTグループ開発の先進AIによるチャットボット&FAQシステムです。
ユーザーからの問い合わせ内容に対し、登録されたFAQや関連ドキュメントから最適な情報を抽出して精確な回答を提示します。
日本語はもちろん英語・中国語など多言語にリアルタイム翻訳対応できるため、グローバルな顧客対応もシームレスです。
導入企業ではオペレーター1人あたりの対応効率が飛躍的に向上し、全体の対応件数を約60%削減できたとの報告もあります。
NTTならではの充実したサポート体制と豊富なオプション機能(有人チャット連携、音声認識連携等)も高く評価されています。
| 口コミ |
|---|
| 「FAQやドキュメントから必要な情報をAIが自動抽出してくれるので、回答精度が非常に高いです。回答の多言語展開もスムーズで助かっています」(製造業/サポート担当)|引用元:fama.startrise |
| 「チャットボット導入後、1オペレーターあたりの対応件数が減り、対応工数が約60%削減できました。社内外での問い合わせ対応品質が向上しています」(通信業/導入担当)|引用元:digi-mado |
BEDORE Conversation|国内シェアNo.1対話エンジンの実力

- 高いシェアを誇る実績豊富なAIチャットボットを導入したい企業に。コール削減(問い合わせ自動応答)と有人対応の効率化を両立したい用途や、銀行・鉄道・大学など様々な業種でのFAQ自動化事例を参考にしたい場合に適しています。※現在は「PKSHA Chatbot」にリブランドされていますが、同じエンジンです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラン / 料金 | 要問い合わせ(個別見積もり。クラウド/SaaS提供) |
| 初期費用 | 要問い合わせ(導入規模による) |
| 日本語対応 | UI対応:あり(日本語) NLP:日本語特化(深層学習+独自の日本語解析で高精度対話)※主要方言や専門用語にも対応可能なカスタマイズ性 |
| 運営会社 | 株式会社PKSHA Workplace(旧:株式会社BEDORE) |
| 所在地 | 東京都渋谷区 |
| 公式ページ | https://aisaas.pkshatech.com/chatbot/ (PKSHA Chatbotとして) |
BEDORE Conversationは国内チャットボット市場シェアNo.1と称される対話エンジンで、大企業から大学まで幅広い導入実績があります。
数行のタグを埋め込むだけでWebサイトにチャットボットを追加でき、24時間365日の自動対応を実現可能です。
深層学習に裏打ちされた日本語理解能力が高く、夜間・休日でも無人で回答できるため、例えば大学では職員不在時でも問い合わせの大半をチャットボットが対応し、職員の負担を大幅軽減した事例があります。
また、定型的な質問はすべてAIがこなし、オペレーターは重要な問い合わせに専念できる効率的分業も可能になります。
| 口コミ |
|---|
| 「夜間や土日でも自動応答で24時間対応できる体制が整い、学生からの問い合わせ対応に余裕が生まれました」(大学・導入担当者)|引用元:callcenter-japan |
| 「定型的な問い合わせはチャットボットが解決し、オペレーターは人の対応が必要な重要案件に集中できています。AIと人の効率的な分業で全体のCS品質が向上しました」(金融業/サポート責任者)|引用元:pkshatech |
ServiceNow AI Agent|業務自動化までこなす次世代エージェント

- ITサービス管理(ITSM)や社内ヘルプデスク、または顧客サポート全般をServiceNowプラットフォーム上で統合的に運用したい企業に最適です。チャットボットの枠を超えた高度なAIエージェントで、チケット処理やワークフロー自動化、社内申請対応など部門横断の業務を自律的に遂行したい用途に向いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラン / 料金 | 無料トライアル:お問い合わせにより提供(ServiceNow全体の評価版あり) 料金:要問い合わせ(ServiceNowプラットフォームのライセンス体系に準拠。AI機能は追加アドオンの場合あり) |
| 初期費用 | 要問い合わせ(環境セットアップ費用等) |
| 日本語対応 | UI対応:あり(ServiceNow日本語UI) NLP:日本語を含む多言語対応(主要言語のモデル実装。対話のリアルタイム翻訳機能あり) |
| 運営会社 | ServiceNow, Inc. |
| 所在地 | 米国カリフォルニア州(日本法人:東京) |
| 公式ページ | https://www.servicenow.co.jp/ |
ServiceNow AI Agentは単なるチャットボットに留まらず、ユーザーからの依頼に対して自律的に業務を遂行し成果を可視化できる高度なAIです。
IT部門のパスワードリセットからHRの人事手続き、CRMの顧客対応まで部門横断で対応可能で、動的なコンテキスト認識対話や継続的学習、個別ユーザーに合わせたパーソナライズ応答など高度な機能を備えています。
生成AI「Now Assist」の統合により、ケース要約の自動生成や対話型の回答提案も実現。
導入により業務効率化・生産性向上・コスト削減・顧客体験向上など多面的な効果が期待でき、実際に大企業の社内サポートで応答時間短縮や自己解決率向上を達成しています。
| 口コミ |
|---|
| 「AIエージェント導入後、定型業務の多くが自動化され、従業員からは“回答が速くなった”と好評です。24時間利用可能なセルフサービス提供で社内の生産性が上がりました」(IT部門マネージャー)|引用元:qiita |
| 「チャットボットより高度で文脈を理解してくれるので、ユーザーの質問意図を汲み取り適切な処理を実行してくれます。継続学習で精度が向上し、サポート品質が飛躍的に良くなりました」(サービス業/サポート責任者)|引用元:note |
承知いたしました。 前回の構成案を、HTMLタグを除いたテキスト形式(Markdown)で作成しました。 そのままコピー&ペーストしてご使用いただけます。
カスタマーサポート特化AIエージェントの選び方3選
AIエージェントは多機能化しており、単に「AI搭載」というだけで選ぶと、自社の課題とマッチしない可能性があります。
導入を成功させるために、以下の3つの軸で比較検討することをおすすめします。
「社外対応」か「社内ヘルプデスク」か
まず、利用対象が「顧客(BtoB/BtoC)」なのか「自社従業員(BtoE)」なのかを明確にします。
ECサイトやサービスサイトでの接客・サポートなら、「Channel Talk」や「Zendesk」のようなCRM(顧客管理)機能やチャット接客に強いツールが適しています。
一方で、社内のITヘルプデスクや総務への問い合わせ対応であれば、「ServiceNow」や「PKSHA Chatbot」のように、社内ワークフローとの連携やTeams/Slack連携に強いツールが推奨されます。
「検索型(FAQ)」か「対話生成型(生成AI)」か
AIのアプローチには大きく分けて2つのタイプがありますので、導入にあたって自社がどちらのタイプに即しているか判断しましょう。
- 検索型(FAQ型):事前に登録したQ&Aから回答を探し出すタイプ。「Helpfeel」のように検索精度を極限まで高め、確実に正解へ導きたい場合に最適です。ハルシネーション(嘘の回答)のリスクが低いため、金融や契約関連など正確性が求められるシーンに向いています。
- 対話生成型(生成AI型):「AI Messenger Chatbot」や「yaritori AI」のように、LLM(大規模言語モデル)を活用して回答を生成するタイプ。FAQの準備工数を減らしたい場合や、柔軟な会話で接客を行いたい場合に適しています。
有人対応へのエスカレーションのスムーズさ
AIですべてを完結させるのではなく、「AIで解決できない場合に、どうスムーズに人間に引き継ぐか」も重要な選定ポイントです。
「KARAKURI」や「FastHelp5」などは、チャットボットからオペレーターへの切り替えがシームレスに行える機能を備えています。
サポート品質を維持するためには、AIによる自動化率だけでなく、有人対応連携のUI/UXも必ず確認しましょう。
カスタマーサポートにおけるAIエージェント活用事例
実際にAIエージェントを導入した企業がどのような成果を上げているのか、代表的な活用事例を紹介します。
【EC・小売】夜間・休日の機会損失を防止
あるアパレルECサイトでは、有人対応時間外(夜間や休日)の「サイズ感」や「配送状況」に関する問い合わせに対応できず、購入離脱が発生していました。
そこで24時間稼働のAIチャットボットを導入し、よくある質問に即時回答できる体制を構築。
結果として、夜間の購入完了率が向上し、有人対応が必要な問い合わせ件数を約30%削減することに成功しました。
【金融・保険】コールセンターのあふれ呼(呼損)対策
電話がつながらないことによる顧客満足度の低下が課題だった保険会社では、Webサイト上のFAQ検索システムを刷新。
「Helpfeel」のような意図予測検索を導入することで、顧客が電話をかける前にWeb上で自己解決できる割合が増加しました。
これにより、コールセンターへの入電数が減少し、オペレーターが緊急度の高い相談に集中できる環境が整いました。
【社内ヘルプデスク】総務・情シスの定型業務を自動化
「パスワードの初期化」や「経費精算の方法」など、社内から寄せられる反復的な質問に疲弊していた情報システム部門。
社内チャットツール(Slack/Teams)と連携したAIボットを導入し、社内Wikiやマニュアルを学習させました。
その結果、社内問い合わせの約半数が自動回答で完結させ、担当者はコア業務であるシステム開発やセキュリティ対策に時間を割けるようになります。
