悩みの種だった「DX」や「採用活動」のために「ママワークス」を導入。在宅ワーカーは頼りになる存在
株式会社エクス・アドメディア
代表取締役 中村 俊宏 様ご利用中のサービス
Crowd Members
- 課題
社員の負担軽減策として、DX化の推進や採用活動の見直しを検討していた
- 解決策
以前活用していた「ママワークス」で対象領域に詳しい人材を確保
- 成果
社内スタッフの負担が軽減。新たな知見を得ることによる好影響も。現場スタッフにもこのメリットを拡げるべくワーカーの活用を続行
埼玉県さいたま市に社屋を構える株式会社エクス・アドメディアは、1986年2月に創立し、以来30年以上にわたってイベント関連のサポートをしている。2007年12月に中村俊宏氏が代表取締役に就任し、現体制がスタートした。従業員は80人、在宅ワーカーは現在2人が活躍中。今回は代表取締役の中村俊宏氏と生産性向上本部長の中村千恵美氏に、在宅ワーカー導入のきっかけや成果について話を聞いた。
行き詰ったときに打開策をもらえた「外からの声」
まずは中村俊宏氏から、株式会社エクス・アドメディアの事業内容を教えてもらう。
「イベントを通した企業・行政・文化団体などのサポートをしています。空間デザイン・企画、舞台大道具・美術製作、展示会・イベント・ステージ施工やイベント備品・舞台道具レンタルなど。最近は海外事業として、ベトナム進出時のサポートやベトナムから日本に進出する際のサポートなども手掛けています」(中村俊宏氏)
在宅ワーカーの導入に至ったきっかけは何だったのだろうか。
「最初のきっかけはコロナでした。オフラインのイベントを手掛けていたので、オンラインのイベントにシフトするために、アイデアやノウハウが必要となり、『ママワークス』を契約して在宅ワーカーに映像制作を依頼したり、架電やメルマガでのプロモーションなどをお願いしたりしていました。
その後、一度は『ママワークス』の利用をやめていたのですが、最近社員の負担を減らすためにDX化を推進したいと思い、2025年に入ってから再契約しました」(中村俊宏氏)
在宅ワーカーの募集から導入にあたってはどのように対応したのだろうか。これには中村千恵美氏が答えてくれた。
「『ママワークス』の支援スタッフとの窓口を私が担い、応募者とのやり取りや面接などは実際に在宅ワーカーを必要としている部署の社員が行いました。募集を開始するとすぐに応募があり、返信などに手間取っているとどんどん応募が増えるので慌てて止めたほどです。応募の勢いには驚かされました」(中村千恵美氏)
客観的な視点を取り入れることで業務効率も採用効率もUP
継続的に在宅ワーカーを活用してきた同社だが、現在は2人のワーカーが活躍している。どのような業務を依頼しているのだろうか。
「RPA(Robotic Process Automation)のスペシャリストが1人と人事部長が1人います。どちらも本当に優秀な方で、自分たちもいろいろ学ばせてもらっています。
RPAのスタッフに『こういうことって、できるかな?』と相談すると『調べてみます』と回答があり、さほど経たずして『できました!』と返信が来るようなやり取りがなされています。DX化に着手し始めた弊社ですが、世間はAIにシフトしていっているので『今後はAIを倒すぞ!使いこなすぞ!』という気持ちでいます。
人事部長には現場で働くスタッフの採用活動において、コンサルのような業務をお願いしています。オンラインの会社説明会にも同席してもらい、観察や分析を共有しながら提案をもらうことで、参加者が面接へ進む確率が着実に上がってきました。客観的な視点でアドバイスをもらえるので助かっています」(中村俊宏氏)
在宅ワーカーとはどのような体制でやり取りをしているのだろうか。
「それぞれの担当社員がチャットを主に使用してコミュニケーションを図っています。オフィスにいるスタッフが在宅ワーカーを活用しているので、常にPCに向き合っていますし問題なくやり取りできています。現場に出ているスタッフも事務作業は必須なので、いずれはその部分を担ってくれる在宅ワーカーの活用を推進していきたいと思っています」(中村千恵美氏)
困ったことや大変だったことについて聞くと、導入当初の否定的な空気を率直に教えてくれた。
「DX化の話を出したときに社員たちから『自分たちのする仕事がなくなってしまうのではないか』と懸念がでて、当初はあまり良い反応をもらえませんでした。しかし、実際には仕事量が多すぎて余裕がないからお願いできていない業務が山ほどあったので、『人間しかできない業務はなくならない。テクノロジーができることはそういうシステムに任せ、人間しかできない業務に集中してほしい』と社員に伝え、導入を始めました。
事務のスタッフたちは在宅ワーカーのサポートで少しずつ業務負担が減ってきているので、今後は現場で動いているスタッフたちにこの便利さが浸透して積極的に活用するようになってほしいと思っています」(中村俊宏氏)
在宅ワーカーは人手や知見の不足を補ってくれる心強い存在
「ママワークスサイト」の導入効果や良かったことには、それぞれ「負担の軽減」と「外からの声」を挙げてくれた。
「社員たちが『この仕事もお願いできる』と、業務の切り分けをするようになり、全部自分で抱え込まず、在宅ワーカーなどに『任せる』という意識を持つことができるようになってきたのは収穫だと思っています」(中村千恵美氏)
「自分たちの知らない分野の知識を存分に教えてもらえ、業務面のサポートまでしてもらえるのは本当に心強く思っています。オンラインイベントにしても会社説明会の手法にしても、『外からの声』が自分たちにとって本当にプラスになりました。必要な業務を必要な分、またはそれ以上にやってもらえる存在がいるというのはありがたいことだと思っています」(中村俊宏氏)
最後に中村俊宏氏から、在宅ワーカーの導入を検討している企業へメッセージをもらった。
「在宅ワーカーを導入するのはある意味“賭け”に近いかもしれません。『成功するのだろうか、うまく運用できるのだろうか』と、“負け”を不安に思うかもしれませんが、『ママワークス』の運用は普通の“賭け”とは違い、“勝つまで”、つまりうまく運用できるようになるまで試し続けられるので、失敗を恐れずどんどん試したら良いと思います。
自分たちのような現場仕事が多いイベント関連の業界でもバックオフィスの部分から活用を始めて、どんどん幅を広げることができることを実感しているので、他の業界でも、応用すれば使いこなせると思います。『ママワークス』の支援スタッフに活用事例を聞くこともできると思うので、ぜひトライしていただきたいと思います」(中村俊宏氏)
株式会社エクス・アドメディア
事業内容
空間デザイン・企画、舞台大道具・美術製作、展示会・イベント・ステージ施工やイベント備品・舞台道具レンタル