「ママワークス」を導入し、組織づくりの軸となる有用な人材を獲得。活用から約半年で5倍以上の売り上げを達成
株式会社想結び
代表取締役CEO 関 春樹 様ご利用中のサービス
Crowd Members
- 課題
バックオフィス業務のアウトソーシング事業を支える人材を探していた
- 解決策
「ママワークス」の支援スタッフとともに組織づくりの方向性を固める
- 成果
理念に共感してくれる人材と出会い、売上5~6倍を達成。コア業務に集中できる環境も整った
京都市下京区を拠点とする株式会社想結び(おむすび)は2024年6月に設立した。代表取締役CEOの関春樹氏は「想いを紡ぎ、次世代のバトンとなる」という“想い”で、東京・京都、そして地元茨城の3拠点で活動を展開している。従業員は雇用せず役員の2人のみ、在宅ワーカーは43人が活躍中。今回は関氏に、在宅ワーカー導入のきっかけや成果について話を聞いた。
熱意ある営業との縁から始まった、「想い」を分かちあえる在宅ワーカーとの出会い
まずは関氏から、株式会社想結びの事業内容を教えてもらう。
「地域の魅力を発信し地域外収益を増やすことで、地域に『人・物・情報・お金』が循環する環境を創るためのサポートをしています。『ワクワクを創造する起爆剤に』がモットーで、起業家支援や経営支援も展開しています。
実は大学在籍中に『地域×学生×イベント事業』で起業したのですが、新型コロナウイルスの影響で断念した過去があります。そのあとコンサルティング系企業に就職し、独立を経て昨年6月に株式会社想結びを設立しました」(関氏)
在宅ワーカーの導入に至ったきっかけは何だったのだろうか。
「『ママワークス』を利用している企業からの紹介だったと思います。とても熱意のある営業の方が商談をしてくれて、その熱意に動かされて契約を決めました。その後、その営業の方が自分と同い年で勢いのある『ママワークス』の支援スタッフとつないでくれ、活用が始まりました。2024年の10月から活用しています」(関氏)
在宅ワーカーの募集から導入にあたってはどのように対応したのだろうか。
「最初のうちは自分が書類選考から面接までをこなしていましたが、ときとともに信頼できるプロジェクトマネージャーなどが入ってきてくれ、徐々に最終面接だけ参加、現場に任せるという形になってきました。自分たちの理念に共感し、理解してくれる人たちを初期の段階で見つけられたのでラッキーだったと思っています」(関氏)
文字だけのコミュニケーションのリスク回避に「バーチャルオフィス」を活用。円滑な業務進行が可能に
同社では現在43人の在宅ワーカーが活躍している。どのような業務を依頼しているのだろうか。
「主に『BANTO-SAN』というバックオフィス業務などのBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)の人材を『ママワークス』で獲得しています。さらに、経理関連、秘書代行、管理などの業務やプロモーションに関連してデザイナーたちを、それぞれのデザイナーが持つテイストに応じて20人ほど契約しています」(関氏)
在宅ワーカーとのやり取りの体制についても聞いた。
「LINEなどを使用していますが、テキストコミュニケーションは、口頭で伝えるより『強く』伝わるリスクがあるので、自分たちはバーチャルオフィスのアプリを使って実際のオフィスにいるような、『近づいて話せる』空間をつくるようにしています。PCの画面上にオフィスがあって自分たちのアイコンがそのなかに表示され、アイコンを動かして近づくことで話しかけることができる、そんな仕様です。そうすることで、社会人経験や各自の得手不得手に関わりなく楽にコミュニケーションが取れていると思います」(関氏)
困ったことや大変だったことを聞くと、求人に至るまでのスピード感に若干の不満があるようだ。
「困ったことを強いてあげるなら、求人が掲載できるまでの日数に時間がかかるところでしょうか。最短でも5営業日かかってしまうので、『今この瞬間にこの人材が欲しい!』というときに求人を打てないのがもどかしいです。いろいろ審査などもあって大変なのはわかるので、それに合わせて求人を回すようにして対策しています」(関氏)
軸になる人材を獲得し、徐々に業務を移行。自分のコア業務に集中できる環境を確保できた
「ママワークスサイト」の導入効果や良かったことには「売り上げの向上」と「コア業務へ集中できる環境」を挙げる。
「『ママワークス』でBPOの展開に必要な人材を獲得し、売り上げが5~6倍になりました。最初は自分も『プレイヤー』だったので一緒に業務をしていたのですが、徐々にプロジェクトマネージャーのような軸になる方たちがそろい、サービス品質を見守ってもらえるようになったので、自分は安心して経営と営業に集中できるようになりました」(関氏)
最後に関氏から、在宅ワーカーの導入を検討している企業へメッセージをもらった。
「企業の成長を早めたい企業の経営者は使ったほうが良いと思います。在宅の秘書を1人入れるだけでも、自分がコアな業務に集中するためのリソースが空くので全然違うと思います。また、BPOを展開していくにあたっても、1人にあれこれ依頼せず、スキルごとに特化した人を見つけて依頼したほうが速く質の良い成果物が得られるので、うまく活用したら良いと思います。
『寄り添おう』としてくれる支援スタッフに出会えて組織づくりの相談ができたのも僕にとっては大きいところだとも思っています。費用対効果については、いかに自分たちが率先して活用できるかにかかっていると思います。社員1人を雇うぐらいの覚悟で『ママワークス』を活用すれば、おのずと効果は見えてくると思います」(関氏)
株式会社想結び
事業内容
地域の魅力を活かした価値創造と発信支援、起業家支援、経営支援、BPO事業