人材難を打破し多角的な業務改革を実現。複数の支援サービスを活用し、在宅ワーカーの正社員化や新規開拓に成功
株式会社あかさき設計
代表取締役社長 津吉 啓次 様ご利用中のサービス
HRユニットCrowd MembersSales Platformセールスユニットクラプロ
- 課題
慢性的な人材不足と、既存の採用手法の限界が事業拡大の足かせとなっていた
- 解決策
複数の支援サービスを導入し、採用関連業務の外部委託、在宅ワーカーの活用、AIによる業務効率化を実施
- 成果
優秀なワーカーの正社員化に成功したほか、大手企業との新規取引や情報発信力の強化を実現
株式会社あかさき設計は、愛媛県今治市に本社を構え、造船分野で培った高度な技術を基盤に、産業機械や宇宙産業まで幅広い分野の受託設計を行う総合エンジニアリング企業である。設立以来の強みである船舶・橋梁設計に加え、半導体やプラント設計など多岐にわたる事業を展開している。従業員約50名を擁し、確かな技術力で社会に貢献している。今回は、代表取締役社長の津吉啓次氏に、深刻化する人材不足を背景に「HRユニット」「ママワークス」「Sales Platform」「セールスユニット」「クラプロ」という多岐にわたるサービスを導入した経緯と、その多角的な成果について話を伺った。
人材不足と採用手法の限界。「HRユニット」で1次面接を外部化し、採用プロセスを効率化

愛媛県今治市で、半世紀近くにわたって地域の製造業を支えてきたあかさき設計。船舶・橋梁の設計で培った精密な技術を、家電製品や半導体関連業務へと応用しながら事業領域を着実に拡大している。しかし、事業の多角化と並行して、同社は近年、深刻な人材不足という壁に直面していた。
「現在、従業員は約50名です。以前はもう少し多かったのですが、中堅層の流出や、社風に合わず定着につながらないケースが課題となっていました。新卒採用においても、既存の求人媒体の仕様変更や学生の就職活動の早期化が進み、今まで通りに費用をかけても期待する結果が得られなくなっていたのです」(津吉氏)
この難局を乗り越えるため、同社はアイドマ・ホールディングスが提供する複数の支援サービスを段階的に導入した。最初に着手したのが、採用プロセスの効率化を目的とした「HRユニット」の活用である。
「業界全体で新卒・中途を問わず人材獲得が難しくなる中、当社では限られた経営リソースの中で効率的に採用を進める必要がありました。そこで、面接にかかる工数を削減するため、1次面接のサポートを『HRユニット』の支援担当の方にお願いしています。そこで得られた客観的な評価レポートを確認した上で、2次面接に進むべき人材かどうかを当社の社員が判断するというフローを構築しました」(津吉氏)
これにより、経営トップやコア人材が初期段階の選考や定型業務に忙殺されることなく、より重要な経営課題や本来の設計業務に集中できる体制が整ったのである。さらに、客観的な評価レポートをもとにした選考プロセスは、自社の社風に合う人材を見極める精度の向上にもつながっている。
「ママワークス」を活用した実務を通してと、優秀な在宅ワーカーの正社員化

採用プロセスの効率化と並行して、同社が新たに取り組んだのが「ママワークス」を活用した在宅ワーカーの積極的な受け入れである。特に専門性の高い設計部門において、同社は独自の人員確保・評価手法を確立した。
「設計という仕事は、実際に作成した図面を見ればその人のスキルや得意領域が一目でわかります。そのため、在宅ワーカーの方にはまず業務委託として契約し、数十時間規模の図面作成業務をお願いしています。実際の業務を通じて、双方の業務進行や品質水準の認識をすり合わせられるため、継続的に協業しやすい体制づくりができるか確実に見極めることができるのです」(津吉氏)
履歴書や短い面接だけでは測りきれない技術力を、実務を通じて評価するこの仕組みは、契約後のミスマッチを未然に防ぐ上で極めて合理的な手法であった。そして、この取り組みは同社に劇的な成果をもたらした。業務委託として契約した在宅ワーカーの中から、自社のエース社員にも引けを取らない実力を持つ優秀な人材を発掘し、正社員として迎え入れることに成功したのである。
「他県にお住まいの在宅ワーカーとオンラインで業務を進めていたのですが、提出される成果物のクオリティが驚くほど高かったのです。社内で最も優秀なベテラン社員が『自分を超えているかもしれない』と舌を巻くほどの技術力でした。そこで私から直接声をかけ、正社員になってほしいと説得しました」(津吉氏)
一度も対面することなく、実務の成果のみで信頼関係を築き上げたこの人材は、現在、大手メーカーとの重要なプロジェクトを単独で任せられるほどの実力を発揮している。地理的な制約を超えて全国の優秀な人材にアプローチできるこの手法は、地理的な制約に縛られない強固な人材確保の基盤となっている。
営業・Webマーケティング領域へ支援を拡大し、大手企業との新規取引を開拓

人材確保と業務効率化の基盤が整った同社は、さらに「Sales Platform」「セールスユニット」「クラプロ」といった多角的なサービスを活用し、攻めの事業展開を加速させている。営業面では、これまで取引のなかった大手企業へのアプローチが実を結び始めている。
「当社は営業先とのコミュニケーションを何より大切として、オンラインでの商談やメールのやり取りを中心に営業活動を行っています。『Sales Platform』や『セールスユニット』の枠組みも活用しながら戦略的なアプローチを進めた結果、これまで取引実績のなかった大手企業との新規取引がスタートしました。初回の挨拶からスムーズに関係構築が進んでおり、大きな手応えを感じています」(津吉氏)
また、Webマーケティングや事務領域の強化にも注力している。「クラプロ」を活用し、SNSの運用や事務作業にも在宅ワーカーをアサインすることで、情報発信力の強化と社内リソースの最適化を図っている。
「設計業務だけでなく、SNSの運用や事務作業を担当するワーカーも活用しています。各分野に専門的な知見を持つ外部人材を配置することで、社内のリソースを圧迫することなく、Webマーケティング活動や情報発信を展開できています」(津吉氏)
様々なユニットを組み合わせることで、同社は単なる人手不足の解消にとどまらず、営業力の強化、マーケティング施策の拡充、そして高度な設計技術の提供という多面的な進化を遂げてきた。アイドマ・ホールディングスのサービスをフル活用するあかさき設計の挑戦は、これからも続いていく。
株式会社あかさき設計
事業内容
産業機械設計、精密機械設計、産業プラント設計、自動車部品設計、半導体装備設計、家電製品設計、電気・電子設計、橋梁設計、船舶設計、生産技術・生産管理業務、品質管理・施工管理業務等
