Crowd Members 10〜50人 人材不足営業の仕組み化 製造

歴史ある事業だからこそ外からの新しい風を事業展開のヒントに

川口合成株式会社

代表取締役 難波 修平 様

ご利用中のサービス

Crowd Members

- 課題

事業拡大について検討していたものの、アクションを起こせずにいた

- 解決策

ママワークスで商品開発の実績を持つ人材と出会い、BtoC商品の開発に乗り出す

- 成果

新商品の製品化を進めており、新規顧客との商談の機会も増えた。他業務での依頼も検討中

川口合成株式会社は、1970年に愛知県一宮市で創業して以来半世紀以上、特徴あるモノづくりに挑戦し続けている企業だ。基材の表面加工に対して国内有数の技術ノウハウを持ち、オーダーメイドでお客様要望に応えることを強みとしている。出社型の従業員数はパートを含む15人で、在宅ワーカーは3人が活躍中。今回は代表取締役の難波修平氏に、在宅ワーカー導入のきっかけや成果について話を聞いた。

在宅ワーカーを活用して新しい販路開拓を目指す

まずは難波氏から、川口合成株式会社の事業内容を教えてもらう。

「表面処理加工技術のひとつである静電植毛事業と真空成形事業の2つの事業を展開しています。静電植毛とは、高級感を演出するために卒業証書入れや宝石箱などの表皮の部分に植毛し加工することです。真空成型は、プラスチック樹脂をご希望に合わせた形に加工し製造する技術で、弊社では主に自動車部品の搬送用トレーを製造しています」(難波氏)

在宅ワーカーの導入に至ったきっかけは何だったのだろうか。

「ママワークスさんから電話営業を受けたのがきっかけです。話を聞いたときに、これからの事業展開のヒントになるかもしれないと可能性を感じて導入を決めました。検討をしていくなかで、これまで考えるだけでアクションを起こしてこなかったことを話したら『ぜひやってみましょう』と背中を押してもらい、大きな一歩を踏み出しました。導入して半年程度経過したところです」(難波氏)

在宅ワーカーの募集から導入にあたってはどのように対応をしたのだろうか。

「ママワークスの支援スタッフとのミーティングでアイデアをもらいながら求人をつくり、書類選考はママワークスさんにお願いして、私が面接を担当しました。オンライン面接は雰囲気を汲み取ることが難しく、慣れるまでは大変でしたね。これまでの経験を重視し、業務内容に慣れていて、しっかりしている方と契約しました」(難波氏)

社内にノウハウがないなら在宅ワーカーに頼るという発想

同社では現在、3人の在宅ワーカーへ業務を依頼している。

「アパレル関係で企画経験のある方1人にBtoC向けの新商品開発を依頼しています。新たにBtoC向けの商品をつくる試みなのですが、弊社はこれまでBtoBでモノづくりをしてきたので、一般消費者向け商品開発のノウハウがなく、相談したくて契約しました。3か月が経ち、アイデアをもらいながら検討を進めている状況で、Webでの販路拡大も並行して準備を進めています。

他に県内の学校に商品紹介の営業電話をしてもらうテレアポを1人、チラシ作成をスポット対応で依頼するグラフィックデザイナーを1人契約しています」(難波氏)

在宅ワーカーとはどのような体制でやり取りをしているのだろうか。

「主に専務が担当しています。新商品開発はオンラインミーティングをしながら進めており、テレアポの方はチャットのみでやり取りしています」(難波氏)

困ったことや大変だったことについて聞くと、導入当初の社内からの抵抗について率直に教えてくれた。

「新商品開発・テレアポともに新しい試みなので、業務移管の大変さはなかったのですが、原料が高くなり、売り上げと利益が結びついていないなかでママワークスと契約して新しい出費が発生するものですから、社内でも大きな抵抗がありました。

半年が経過し、まだ利益につながる成果が出ていないので正直焦りも感じています。春までには新商品の製品化を実現したいですね」(難波氏)

製造業でもテレアポは効果があるのか。挑戦してみて見えたこと

ママワークスサイトの導入効果や良かったことについても聞いた。

「これまでの販路は既存のお客様や問い合わせを受けた企業との取り引きだったので、テレアポに効果があるのか、やる意味があるのか、疑心暗鬼でしたが、実際に資料請求をいただけたり、商談アポイントを3社ほど取れたりできているのはすごいなと感じています。ママワークスの専門家がスクリプトを作成してくれて、すべてお任せできたのは助かりました。

受注につなげていくのは私の仕事なので、これらをしっかり商売につなげていきたいと思っています。工場だとそこにある現物を扱う仕事がメインなので、なかなか難しいとは思っていますが、他にも、在宅ワーカーにお願いできることはないかと引き続き考えていこうと思います」(難波氏)

最後に、難波氏から在宅ワーカーの導入を検討している企業へメッセージをもらった。

「『製造業でテレアポなんて』と思っていたのですが、大きな成果はまだ出ていないものの、週3日・午前中だけの稼働でも意外とリアクションがあるので、やってみる価値はあると思いました。自分たちの認識のなかだけで、やれること・やれないことを判断してしまっていたけれど、外からの新しい視点で『やってみたらどうですか』と背中を押してもらえたおかげでチャレンジできました。

普段は目の前の仕事に忙殺されていてアウトソーシングや新しいチャレンジへ向かおうとする発想を持てないので、こういう機会があるのはありがたいのかなと思っています。ママワークスは新しいチャレンジへの背中を押してくれる存在です」(難波氏)

川口合成株式会社

事業内容

全面静電植毛製品・樹脂シート及び真空成形品製造

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