ママワークスは「やりたい」を実現できる人材の宝庫。在宅ワーカーがビジネスのスピードアップに貢献

株式会社ノーマンクラフトは、屋外広告士・一級技能士・ものづくりマイスターなどの資格を持つ野村亮介氏が2022年5月に創業した。中国地方の最高峰・大山のふもと鳥取県米子市で、看板広告や動画広告を手掛ける企業だ。
「あたりまえのことをちゃんとしよう。あたりまえにひと味くわえていこう。おしゃれにかっこよくを創造しよう。」をモットーに、現在10人の従業員と9人の在宅ワーカーが「ものづくり」にいそしんでいる。今回は代表取締役の野村亮介氏に、在宅ワーカー導入のきっかけや成果について話を聞いた。

事業の規模拡大のため、在宅ワーカーの活用を開始

まずは野村氏から、株式会社ノーマンクラフトの事業内容を教えてもらう。

「看板広告や動画広告を提供しています。ひと口に『看板』と言っても、巨大サインからプレートに至るまで種々さまざまなものをお客様の意向に合わせて制作していますし、カーラッピングやシャッターサインなども請け負っています。また、デジタルサイネージなどの最新技術を取り入れたものも提供しています」（野村氏）

在宅ワーカーの導入に至ったきっかけは何だったのだろうか。

「2022年12月くらいに電話営業を受けたのがきっかけです。ちょうどその頃M&Aで事業を買う流れがあり、人を増やそうと思っていたタイミングだったこともあって興味を持ちました。少し猶予期間をもらい考慮したうえで、2023年6月に契約しました」（野村氏）

在宅ワーカーの募集から導入にあたってはどのように対応したのだろうか。

「最初のころは私が書類選考や面接の対応をしましたが、今は在宅ワーカーに入ってほしいと思っている各スタッフが選考を進めています。月に1回ママワークスの支援スタッフとミーティングをするのですが、その時以外でも本当に細やかにフォローしてくれていて、大変助かっています。おかげで人材がほしい職種を決め、獲得に向けて動くスムーズな流れもできました。

ママワークスが良かったので、アイドマさんの別サービス『クラウド・エージェンシー』の活用も始めたところです」（野村氏）

在宅ワーカー活用のメリットを体感し、費用面での不安が払拭できた

どのような業務を在宅ワーカーに依頼しているのかを聞くと、同社で活躍する8人の在宅ワーカーについて、それぞれの業務を教えてくれた。

「動画編集スタッフが4人、3DCGアーティストが1人、図面を描く建築士が1人、マクロなどが得意なExcelスペシャリストが1人、デジタルサイネージを探す調査業務スタッフが2人います。新しい取り組みをするため、さらに2人程度、別の職種で募集をかけています」（野村氏）

在宅ワーカーとはビジネスチャットをベースにやり取りをしているという。

「ただし、動画編集チームとは進捗確認のために月・木にオンラインミーティングをしています。社員が在宅ワーカーを活用しながら自走しているので、自分が関わることはほとんどなくなりました」（野村氏）

困ったことや大変だったことを聞くと、費用面に不安があったことを率直に教えてくれた。

「在宅ワーカーの活用が初めてだったので、まずは費用面での不安がありました。でも、支援スタッフの迅速丁寧なサポートを受けたおかげで『思ったことがすぐに実現できる』ということを体験し、不安を払拭することができました」（野村氏）

「人材が見つかる」という安心感がビジネスの拡大とスピードアップの支えに

ママワークスサイトの導入効果や良かったことには「人が見つかる安心感」を挙げる。

「人材が見つかる安心感があるので、やってみたいことがどんどん出てくるんです。企画を支援スタッフに相談すると人材確保のためにすぐ求人をつくってくれ、募集をかけるとたくさん応募が来て書類選考、面接選考ができる。この流れに非常に満足しています。

鳥取近郊ではなかなか集まらない職種も全国から在宅ワーカーを募れば充足するので、大変心強く思っています。最近は、在宅ワーカーを活用してフランチャイズ展開をしていきたいという思いも生まれてきました」（野村氏）

最後に野村氏から、在宅ワーカーの導入を検討している企業へメッセージをもらった。

「地方だと人が集まらない職種でも、ママワークスだと一週間足らずで集まるので、ビジネスのスピードが格段に上がっていると実感しています。やりたいことがあっても人がいないと成し遂げられないので、在宅ワーカーの存在はビジネス促進のための力になっています。『リモートで展開できる』と思ったら、全国の人材を活用してどんどんやったらいいと思います」（野村氏）