NEW Crowd Members 〜10人未満 人材不足業務効率化 建設・建築

在宅でできる作業は在宅ワーカーに依頼!大工仕事への注力と「発信」が可能に

株式会社きよかわ

専務取締役 清川 創史 様

ご利用中のサービス

Crowd Members

- 課題

認知拡大のためにSNSの活用を検討していた

- 解決策

同業者の「ママワークス」での成功事例を知り、導入を決意

- 成果

スカウトメールを活用し、CADなど専門知識を持つ人材を確保。SNSが商談につながることも

株式会社きよかわは、1918年に初代・清川亀一氏が広島県加計町で棟梁として独立して以来、100年以上の歴史を持つ老舗だ。2007年に広島市にて「株式会社きよかわ」として法人化し、現在は清川創史氏の父、伸二氏が代表取締役を務める。4代にわたる大工一家ゆえ、先代の建てた家のリフォームを手掛けるなど、地元でも長きに渡る付き合いがなされている。従業員は9人、在宅ワーカーは7人が契約中。今回は専務取締役の清川創史氏に、在宅ワーカー導入のきっかけや成果について話を聞いた。

知り合いの建築会社からの紹介でママワークス活用を開始。在宅でできる業務を依頼することに

まずは清川氏から、株式会社きよかわの事業内容を教えてもらう。

「建設業を営み、リフォームなども手掛けています。それと共に『大工の育成』も父と始めました。

ここまでに至る背景としては、父の存在があります。先代の時代の大工たちはお客様から直接依頼を受けて主体となって家を建てていましたが、次第に住宅メーカーや設計事務所が台頭し段々と大工が『雇われる』時代になって来たので、祖父は父に『大工で食べていくのは大変だ』と継ぐことをすすめなかったそうです。でも、父は大学で建築を学び、ハウスメーカーで営業職として勤めて図面引きも営業もできるようにスキルを身に付け、3代目として会社を継ぎました。

自分にも直接『継いでくれ』と言ってきたことはないのですが、自分が大学3年のインターンで大工仕事を手伝ったときに、父が『大工を育てたい』と話していたことが心に残り、戻って継ぐことを決めました。ただ、卒業後すぐは戻らず、3年間の時間をもらって、大工の育成をしているハウスメーカーに勤めて育成のノウハウを学びました。

自分は社内では3番目に年長で、自分の下には31、30、28、27、20歳の大工がいます。来年は19歳の女性も就職してくれる予定なので、今のところ大工の育成は順調に進んでいると思います」(清川氏)

在宅ワーカーの導入に至ったきっかけは何だったのだろうか。

「知り合いの建設会社からママワークスの存在を教えてもらったのがきっかけです。自分たちの仕事を知ってもらおうとSNSなどを活用したいと思ったときに、北海道と横浜の建設会社がママワークスの在宅ワーカーを活用してうまくやっているのを見て、自分たちもやってみようと思いました。2024年の4月から、実際にママワークスのサイトを活用し始めました」(清川氏)

在宅ワーカーの募集から導入にあたっては、清川氏が書類選考から面接までを担当したという。

「自分がやっていた図面作成も在宅ワーカーに頼めると思い、CADオペレーターも募集しました。応募がなかなか来ないときにはママワークスの支援スタッフの方にスカウトメールを送信してもらいました。おかげで一定数の応募を確保し、面接のときに『自分と感覚が近い人』を見つけ、スムーズに依頼を始めることができました」(清川氏)

オンラインが中心だからこそ、現場でもやり取りが可能に

同社では現在さまざまな業務を在宅ワーカーに依頼している。どのような業務を依頼しているのか詳細を聞いた。

「図面作成のためのCADオペレーターが2人、動画・SNS担当が1人、取材ライターは2人いて、1人は取材とライティング、もう1人はブランディングが得意とのことだったのでそちらを担当してもらっています。他にもグラフィックデザイナー1人と手描きパースのスタッフが1人います」(清川氏)

在宅ワーカーとはどのような体制でやり取りをしているのだろうか。

「チャットでのやり取りが多いです。皆さん優秀で、業務の依頼時の説明も簡単に済んでいますし、いろいろ気付いてくれるのでとても助かっています。現場に入っていてもチャットで確認ができるので、やり取りもスムーズだと思います」(清川氏)

困ったことや大変だったことを聞くと「特に思い当たることはない」という。

「CADオペレーターの方たちがどんどん仕事をしてくれるので、自分からの業務依頼が追い付いていないことくらいです」(清川氏)

業務を任せて空いた時間は考える時間に。しっかり育った大工たちと「大工仕事」の発信が可能に

ママワークスサイトの導入効果や良かったことには「コア業務への集中」と「SNSでの成果」を挙揚げる。

「スキルのある人が自分たちのしてほしい作業をしておいてくれるので、大工の業務に集中できるようになりましたし、『より必要なこと』を考える時間ができました。やりたいことを実現していくスピードも上がったと感じています。

SNSをきっかけに仕事を依頼してくれる人も増えました。でも、自分たちはまず自分たちの建てた家を自分で見て・感じて欲しいと思っているので、見学に来てもらうようにしています。家を建てた大工たちに案内してもらい彼らのこだわりを伝えることで、より一層家づくりへの『思い』を知ってもらうことができていると思います」(清川氏)

最後に清川氏から、在宅ワーカーの導入を検討している企業へメッセージをもらった。

「専門的なスキルを持つ在宅ワーカーの方たちに自分たちがしたいことをお願いすることで、『在宅でできること』と『現場でしかできないこと』が明確になり、その棲み分けを上手に活用することで企業全体の業務のスピードを上げることができると思います。自分が父と共に大工の育成を始めて6年ほどになりますが、他の業種から大工に転職してきたメンバーがしっかり育ってバリバリ仕事をしてくれているので、『もっと仕事を取らなくては』という気持ちもありますし、今後も在宅ワーカーの皆さんの力を借りて拡大していけたらと思っています。

建設業でも在宅ワークでできることはあるので、ぜひ活用していただきたいと思います」(清川氏)

株式会社きよかわ

事業内容

新築・リフォーム

BACK TO LIST

NEWS

採用情報

IR

資料ダウンロード

お問い合わせ