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リレーション管理ができるWArm+の評判 機能・料金も一挙にご紹介

顧客ひとり一人のニーズを的確に把握し、販売機会を最大化するためにITツールを活用する企業が増えています。売上拡大には「新規顧客の獲得」と「既存顧客の継続」が2本の柱となりますが、CRM(Customer Relationship Management)システムは、既存顧客に対してのアップセル・クロスセルおよび失注の防止に大きなメリットがあるとされています。

CRMツールを選ぶには、「自社の営業プロセスにあった使い方ができるか」という視点が大切です。CTIへの展開が容易な「WArm+(ウォームプラス)」の概要を紹介するので、システムの選定に役立てください。

WArm+はオンプレでもクラウドでも使える

WArm+の特徴は、サーバの構築や管理画面の設計を一からサポートしてくれる「オンプレミス型」と、申し込み後すぐに運用を開始できる「クラウド型」のいずれかを選べることです。

「業務効率化のためにITツールを導入したいけれど、具体的にどう活用したらよいのかわからない」
「セキュリティ上安心な社内サーバでの運用が希望」
「社員が多いので、ID数を計上する料金体系だとコストが不安」
といったケースではオンプレミスを選択すれば、導入実績2000社以上の経験から豊富な活用提案を受けられ、課題解決への道筋が整うでしょう。

「まずは少人数でスタートしたいので初期費用をかけたくない」
「社内SEがいないので、自社サーバよりも信頼ある企業が管理するクラウドサービスがよい」
「新製品発表を控えているので、すぐにCRMを実践したい」
といったケースでは、1980年代より培ったノウハウでさまざまな業種・業態にフィットするテンプレートが用意されているクラウド版でのスタートをおすすめします。

WArm+の機能は?

WArm+の基本機能と特徴についてご紹介します。WArm+は顧客管理に必要な機能が一通りそろっており、特にCTI(Computer Telephony Integration)連携に強いシステムという強みを持っています。インサイドセールスやアウトバンドのコールセンターのほか、BtoCで顧客からの架電が多いような業態からも注目しておきたいですね。

自由項目設計

顧客の管理画面は、さまざまな業態に合うよう用意されたテンプレートから選び、さらに自社独自の項目を設定して、ワークフローに最適な画面を作れます。

ユーザーの権限によって表示される項目を限定したり、住所をリンク表示にしてGoogleマップと連動させたり、入力手法をドロップダウン・チェックボックス・ラジオボタンなど文字入力の手間がないように工夫すれば、作業効率が格段にアップすることでしょう。

以下にカスタマイズ例の一部をご紹介します。
・訪問日管理
・緊急通報システム
・来店予約・会場予約
・在庫管理・物件管理
・ポイントカード
・クラブ会員管理 など

情報活用

蓄積したデータはさまざまな条件で抽出することができます。

「契約切り替え時期で絞り込みたい」
「地理的条件でリストアップしたい」
「過去の商談内容をチェックして再アプローチに役立てたい」
といった要望にもスピーディな検索で応えてくれます。

売上結果を入力しておけば月次収支をユーザーごとや担当ごとといった切り口でPDF化可能。任意のタイトルで台帳を作成でき、フォントや用紙サイズなども選べます。

CSV形式のデータなら簡単にインポートできるので、エクセル管理していた過去データや別システムのデータもまとめられますよ。

リレーショナル

WArm+では顧客の基本情報に、過去の取引状況や応対記録などを紐づけて管理できます。再入力の手間を省いた階層管理によって、ワークフロー上必要な項目を表示させたり、対応入力画面に過去の購買履歴を表示させたりすることができます。

これにより担当者はもちろん担当者以外の人が応対にあたったとしても「いつもありがとうございます」「〇年に購入された製品の具合はどうですか」といった自然なコミュニケーションが可能になるでしょう。

CTI

WArm+は国内主要メーカー10社の電話交換機に対応しているので、固定ビジネスフォンとCRMシステムを連動させることが簡単にできます。低コストでCTIを導入できるのはWArm+ならでは、といえるでしょう。

コールセンターやBtoC店舗ではパソコンから架電できるクラウド電話の利用もおすすめです。テレワークや外勤部隊にも、WArm+に連動したクラウド電話を利用すれば、本社や所属営業拠点とタイムレスな情報共有が可能になり、オフィス出勤と同等の仕事の質を保てるでしょう。

CTI運用・クラウド電話の利用には別途「Twilio(トゥイリオ)」の契約が必要です。

セキュリティ

WArm+のクラウドサーバは24時間・365日監視されており、セキュリティ体制には自信があります。個人情報・顧客情報が狙われる不正なアクセスに対しても、SSL通信と強固なファイヤーウォールで、データの流出や改ざんを防ぎます。

ユーザー権限の設定と操作ログの記録で、より安全に運営できることでしょう。

WArm+の料金は?

WArm+の料金について解説します。前述の通り、WArm+にはオンプレミス版とクラウド版があるので、希望するスタイルの項目をチェックしてください。

オンプレは要問合せ

オンプレミス版を選択した場合は、経験豊富なスタッフが企業課題に対するヒアリングを行い、どういったシステムを構築するのが最適解かを提案してくれます。

希望するCRMシステムの規模に合わせ、社内サーバや専用サーバ・VSPサーバなどの機器選定、画面設計、テスト運用などを行うので、料金については都度見積もりということになります。

オンプレミス版は買い取り型なので、ログインID数やデータ件数に対する制約はなく、サーバのスペックによってはCRM関連のファイルすべてを電子化することも可能です。

クラウドは月3000~ 長期割引が大きい

クラウド版の場合、初期費用はゼロ円です。利用料は1IDあたり月額3,000円(税抜)ですが、長期割引の設定があります。

1年:35,000円/3年:100,000円/5年:160,000円とされており、5年契約なら1年あたり32,000円という計算になるので、お得に感じますね。

クラウド版のログインIDは100IDまでで、登録できるデータ件数も100万件までという制約があります。データ容量は1GBまで料金内で利用でき、1GBを超えた場合は別途設定された従量課金が適応されます。さらに大容量プランもあるとのことなので、気になる方は問い合わせてみましょう。

WArm+の評判は?

WArm+の使用感を知るために、実際に使用されている方からの評判をおさえておきましょう。

導入企業は5000社以上

WArm+を提供している株式会社システムリサーチは、「ものづくりの街」として歴史深い名古屋に本社を構え、札幌・仙台・東京・大阪・福岡に拠点を持っています。

2014年、1980年代からいち早く顧客管理ソフトや販売管理ソフトを開発していたイリイがシステムリサーチのIT運用部門として合併。2016年、双方のノウハウと開発力を結集して展開されたのが「WArm+」です。

利用者の声を反映して進化し続けるソリューションとして、導入企業はすでに5000社以上に及んでいます。

使いやすいUI

利用者の使いやすさにこだわって開発された画面はシンプルなデザインで、自社に必要な項目を並べるだけでカスタマイズできると好評です。

「受付票」「申込書」「配達指示書」といった目的で印刷したいときにも、タイトルづけや枠線表示でのレイアウトが感覚的に作成でき、お客さま情報や期日を差し込めば作業効率が格段に上がります。

顧客との関係性が見えやすくなる

お客さまからの依頼や問い合わせが1日あたり100件を超えるようになったA社では、事務スタッフの負担が増え、通常業務へも影響し始めたことが課題でした。お客さま企業が同業であるケースが多く、類似した名称から住所などを特定する作業にも手間がかかっていました。

CRMシステムにCTI機能を連動させることで、お客さまから電話がかかってきた時点でモニタに情報が表示されるようになります。過去の取引状況や現在の担当者・商談の進み具合も階層管理で把握できるので、誰が見ても顧客の正確な情報がつかめるようになり、確認手順の省略とスムーズな顧客サポートが可能になった、という事例が報告されています。

WArm+は顧客とのリレーションを見える化 無料で使ってみよう

WArm+はオンプレミス型とクラウド型の選択ができ、対応デバイスもパソコン・モバイル・タブレットと全方位的なので、利用者の希望に沿った使い方のできるCRMツールです。

オンプレミス型であれば、経験豊富なスタッフからの提案を受けながら自社に最適なシステム作りができるでしょう。クラウド型であれば、申し込み後最長3カ月間の無料期間が設定されているので、納得いくまで使用感を体験することができます。

顧客管理や業務効率化に課題を感じているのなら、業種・業態を問わずにぴったりの使い方ができるWArm+を一度試してみてはいかがでしょうか。

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