物流業界の魅力を若年層へ発信。Webマーケティング支援「クラプロ」を活用した知名度向上の取り組み
亀一貿易株式会社
代表取締役 亀井 清史 様ご利用中のサービス
Sales Platformクラプロ
- 課題
物流業界全体の慢性的な人手不足と、若年層における業界の知名度の低さ
- 解決策
Webマーケティング支援「クラプロ」を導入し、若年層に向けたTikTokでの動画発信を開始
- 成果
同業者や取引先からの反響を獲得し、業界の魅力を発信する基盤を構築
亀一貿易株式会社は、東京都目黒区に本社を置き、世界各国との輸出入業務をサポートする国際物流事業者である。大型機械などの複雑な貨物輸送において、お客様の視点に立った最適な物流スキームを構築する強みを持つ。同社は自社の利益追求にとどまらず、物流業界全体が抱える人手不足という課題に対し、業界の魅力を発信する活動にも注力している。今回は、代表取締役の亀井清史氏に、営業支援「Sales Platform」と、Webマーケティング支援「クラプロ」を導入した理由、その後の成果や今後の展望について話を伺った。
自社の成長から業界全体への貢献へ。物流業界が抱える「知名度不足」という課題

亀一貿易株式会社は、世界各国との輸出入業務をお客様視点でサポートし、複雑な貿易実務の最適化を図る物流のプロフェッショナルである。亀井氏は、同業他社で約25年にわたり経験を積み、執行役員まで務めた後に、2019年に同社を設立した。
「役員になると港湾関係など多くの団体に所属する必要があり、本来の活動に集中できなくなってしまいました。お客様のために仕事ができる環境を自分で作るしかないと決意し、全くのゼロから会社を始めることにしたのです」(亀井氏)
設立当初、新規開拓を加速させるために導入したのが、アイドマ・ホールディングスの営業支援「Sales Platform」だった。
「『Sales Platform』を利用して電話営業などのアプローチを行ったところ、予想以上に多くのアポイントを獲得できました。物流業界は慢性的な人手不足もあり、実務を任せられる企業が求められている時代なのです。ただ、結果が出すぎてしまい、これ以上自社だけで案件を抱え込むのは難しいと感じるほどでした」(亀井氏)
自社の事業が軌道に乗る一方で、亀井氏の視線は自社の利益にとどまらず、業界全体が抱えるマクロな課題へと向けられていた。物流・港湾運送は社会インフラとして不可欠な存在でありながら、人材不足が深刻化している。
「人手不足の根本的な理由は、子どもたちが物流の世界を知らないことにあります。義務教育の中で、港の仕組みや貨物がどのように動いているかを学ぶ機会はほとんどありません。知名度が圧倒的に不足しており、興味を持たれるきっかけがないのです」(亀井氏)
業界の存在と役割を知ってもらうことが急務であると考えた亀井氏は、自社の新規獲得よりも優先すべきミッションとして、業界全体を牽引し、物流の仕事を世の中に広く発信していくための媒体を模索し始めたのである。
若年層へリーチするための媒体選び。的確な進行管理が「クラプロ」運用の鍵に

業界の魅力を発信し、知名度を上げるための手段を検討していた折、亀井氏はアイドマ・ホールディングスから新たな提案を受けた。それが、Webマーケティング支援を行う「クラプロ」である。
「情報を発信するための媒体として、YouTubeなどさまざまな選択肢がある中で、ターゲットである若年層に最も浸透しやすく、効果的だと判断したのがTikTokでした。業界の知名度を上げるというミッションに対して、最適なアプローチができると考えたのです」(亀井氏)
「クラプロ」の導入により、亀一貿易株式会社はTikTokを用いたショート動画の配信をスタートさせた。動画の企画や制作においては、アイドマの担当者が伴走し、継続的な運用体制を構築している。
「アイドマの担当者の方は、動画の企画案を面白く仕上げてくれますし、こちらの意見も柔軟に取り入れてくれます。また、異なる視点からの解釈を提案してくれるため、非常に勉強になります。何より助かっているのは、決められたことを着実に進行させる管理能力です。日常業務に追われる経営者にとって、地道な運用を正確に継続してくれるサポートは本当にありがたいですね」(亀井氏)
動画で発信するのは、物流現場のリアルな姿である。かつて「3K(きつい・汚い・危険)」と呼ばれることもあったが、現在は労働環境の改善が進み、安全管理も徹底されているという。
「港の仕事は、事務所の中での業務とは異なる清々しさや、人の優しさ、温かみがある職場です。現在は労働環境の改善も進み、昔ながらのきついイメージとは全く異なります。そうした今の物流業界のリアルな姿や魅力を、動画を通じてアピールし、古いイメージを払拭していきたいと考えています。物流の世界を知って損になることはありませんし、この発信が業界全体への貢献につながると信じています」(亀井氏)
同業者からの反響を実感。さらなる認知拡大を目指し、多角的な発信を視野に

「クラプロ」を活用したTikTokでの発信を継続する中で、少しずつ周囲からの反響が現れ始めている。
「実際にお客様や同業者と直接お会いした際に、『TikTokをやっているんですね』と声をかけられ、その場で動画を見ていただく機会が増えました。動画を通じて、私たちが業界のためにどのような活動をしているのかというインパクトを与えることができており、コミュニケーションのきっかけとして十分に機能しています。同業者からの共感を得ることは、業界全体で魅力をアピールしていくための大きな第一歩です」(亀井氏)
亀一貿易株式会社は今後、さらに広い視野で発信活動を強化していく構えだ。
「現在はTikTokを中心に取り組んでいますが、今後はYouTubeやInstagramなど、複数の媒体に範囲を広げていきたいと考えています。各媒体が持つアルゴリズムや利用者層の特性を使い分け、若年層から大人まで、より広い世代に情報を届けていくのが目標です」(亀井氏)
同社はデジタル上での発信にとどまらず、リアルな場での啓蒙活動にも積極的に取り組んでいる。小学生を対象とした見学会では、貸切バスをチャーターして港の中を案内し、作業風景や巨大な船を間近で見学する機会をサポートしている。また、亀井氏自身も同業団体の広報に携わり、海外向けの会報誌の発刊や、最新の海外物流事情をまとめたレポート作成など、国内外に向けた積極的な情報発信を行っている。
「子どもたちに実際の現場を見てもらうことで、忘れられない思い出になり、将来の選択肢の1つとして物流の仕事が意識されるようになれば嬉しいです。デジタルとリアルの両面からアプローチを続け、いつかは物流業界が多くの人の目に自然と留まるような環境を作っていきたいですね」(亀井氏)
最後に、「クラプロ」の導入を検討している企業様にメッセージをいただいた。
「情報発信など新たな取り組みを行う際は、自社の深い専門性と、アイドマさんのような外部パートナーのノウハウをうまくすり合わせ、1つの指針を決めて突き進むことが成功の鍵になると思います。私たちだけでなく、同業の皆で一斉に業界のリアルな魅力を発信し、物流業界全体を盛り上げていければ嬉しいですね」(亀井氏)
業界の未来を見据え、行動力とスピードで新たな道を切り開く亀一貿易株式会社の挑戦は、これからも続いていく。
亀一貿易株式会社
事業内容
貿易物流コンサルティング、輸出入サポートサービス、国内輸送サービス、会場・航空輸送
