NEW Sales Platform クラプロ 〜10人未満 アポイント率UP人材不足営業の仕組み化売り上げUP 小売・卸売絵画制作・アート販売製造

職人の手作業とSNS発信の融合。「Sales Platform」と「クラプロ」を活用し、新たなファン層を開拓

有限会社朝日アート

取締役社長 吉岡 浩徳 様

ご利用のサービス

Sales Platformクラプロ

- 課題

制作に追われ、新規開拓に向けた営業活動に手が回っていなかった

- 解決策

「Sales Platform」で電話営業を実施後、「クラプロ」でSNS運用を開始

- 成果

Facebookでの発信が定着し、毎日の視聴者が100名規模に成長

岐阜県各務原市にある有限会社朝日アートは、シルクスクリーンやジグレー版画の技法を用い、思い出の絵や展覧会の入選作品などの複製版画の制作・販売を手がける工房である。初代・吉岡浩太郎氏から引き継いだ画風とブランドを守りつつ、現在は吉岡浩徳氏が1名で制作から販売までを担っている。長年の手作業による美しい色面や、最新のデジタル技術を用いた独自の画面処理が強みだ。今回は、取締役社長の吉岡浩徳氏に、リソース不足や業界の縮小を背景に「Sales Platform」および「クラプロ」を導入した経緯と、その後の成果や今後の展望について話を伺った。

縮小する絵画業界とリソース不足。商材の特性に直面した電話営業への挑戦

職人の手作業によって20色以上の版を重ねるシルクスクリーン版画や、最新のコンピューター技術を駆使したジグレー版画を制作する有限会社朝日アート。吉岡氏は、1976年に父である初代・吉岡浩太郎氏が創業した事業に23歳で加わり、以来43年以上にわたり自身の作品制作と初代の残した版画をベースに、時代の変化に合わせてMacやPhotoshopを活用したリニューアルを施すなど、伝統と革新を融合させながら絵画制作に打ち込んできた。

同社が抱えていた大きな課題は、販路の縮小と新規開拓に向けた営業活動の不足であった。以前は額縁業界や家具店、インテリアショップなどに卸していたが、バブル崩壊後から徐々に取引先が減少していったという。

「今では絵を売っている専門店は少なくなり、百貨店の売り場もスペースが縮小したり廃業したりと、厳しい状況です。しかし、私1名で制作作業を行っているため手がいっぱいで、自ら営業活動を行う時間が全く取れない状況でした」(吉岡氏)

そのような中、アイドマ・ホールディングスから提案を受け、営業機能を補う目的で「Sales Platform」の導入を決定した。

「まずは『Sales Platform』から支援していただきました。しかし、絵を売る場所という的がなかなか見つからず苦労しました。また、絵画という商材の特性上、電話をして『今すぐ買います』『契約します』と即決されるものではありません。アポイントは獲得できたものの、具体的な取引先開拓にまでは至りませんでした」(吉岡氏)

即効性のある成果が出にくい商材であることを痛感した吉岡氏。しかし、自社のリソース不足を補うための外部連携というこの経験が、次のマーケティング施策へとつながる重要なステップとなった。

「クラプロ」でSNS運用を開始。版画の強みを活かした毎日の発信が日課に

「Sales Platform」の導入から約1ヵ月後、同社は新たにWebマーケティング支援サービス「クラプロ」の導入を決断した。

「アイドマさんから、SNSを使った版画のPR方法を提案されました。当時の私はSNSについてよく分からなかったのですが、新しいことに挑戦してみようという気持ちでお願いをしました」(吉岡氏)

導入前は信用を担保するための自社ホームページを保有している程度で、積極的なWeb発信は行っていなかった。しかし、「クラプロ」の支援のもと、ランディングページの制作や、Facebook、Instagramを活用した本格的なSNS運用をスタートさせた。

特に大きな反響を得ているのが、Facebookのストーリーズ機能を用いた毎日の制作風景の発信である。

「今年の3月から毎日、朝6時頃に作品を1つストーリズに投稿しています。最初は20〜30名程度だった視聴者が、4ヵ月目に入った今では毎日100名前後まで増えました。投稿した途端に見てくださる方や、ハートマークをつけてくれる方もおり、毎朝の更新を楽しみにしてくれる常連客が定着しているのを感じます」(吉岡氏)

このような毎日の継続的な発信が可能なのも、版画という商材ならではの強みがあるからだという。

「版画という商材は、1週間で100種類の絵を揃えてほしいと言われても対応できるほど、豊富な作品の在庫を持てるのが強みです。手描きの絵では不可能に近いことですが、この強みがあるからこそ、毎日違う作品をSNSで流し続けることができます。また、担当の方は一生懸命で、前向きな姿勢や若いエネルギーに私自身も元気をもらっています。『Sales Platform』のときは電話をかけたという報告が中心でしたが、今回はSNS上で発信の形が目に見えるため、活動の熱量が伝わってきて安心感があります」(吉岡氏)

異業種との協業やインバウンド需要も視野に。アートの新たな価値提供を目指して

SNS運用の継続により、「吉岡浩太郎」ブランドの認知は着実に高まっている。応援のメッセージや、他の版画家・アーティストからの連絡など、SNSを通じて新たな縁も生まれ始めた。さらに、昨今のインバウンド需要の増加により、新たな市場の可能性も実感しているという。

「外国の方がお土産代わりとして、1,500円ほどの色紙作品を買ってくださるケースが増えました。興味深いのは、同じ商品を並べても秋葉原より浅草の仲見世通りの方がよく売れることです。歴史や文化を感じる場所の方が、古典的な絵が好まれるという傾向が見えてきました」(吉岡氏)

今後の展望として、同社はWeb上での販売強化と、BtoB向けのブランディング構築を見据えている。

「これからはSNSで絵を見て、そこから直接購入していただく形が普通になっていくと考えています。そのため、より見やすく、良いものを早く届けられる体制を整えたいと考えてます。また、企業同士の取引においては『朝日アート』という社名が窓口になるため、今後は企業のホームページもしっかりと整備し、そこから『吉岡浩太郎』のブランドサイトへ誘導する導線を作りたいと考えています」(吉岡氏)

さらに、異業種との協業による新しいアートの活用方法も模索している。

「例えば、お正月のおせち料理とアートの色紙をセットにして販売するなど、違う業種の方と一緒になってお互いにプラスになる展開ができればと考えています。おせちは食べてなくなりますが、絵は1年間飾って楽しんでいただけますから」(吉岡氏)

最後に、新たな施策に挑戦しようとする経営者に向けて吉岡氏はこう力強く語った。

「結果がどうなるかは、やってみないとわかりません。失敗してもまたやり直せばいいのです。意外な発見があるかもしれないので、さまざまなことにチャレンジしてみるのが良いと思います」(吉岡氏)

有限会社朝日アート

事業内容

美術品の制作、複製版画の製作

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